<![CDATA[HOME]]> https://bst.printboy.co.jp/ Tue, 18 Jun 2024 07:35:37 +0900 Wed, 05 Jun 2024 00:00:00 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[コンテンツマーケティングとは?意味やメリット、デメリットを解説]]> https://bst.printboy.co.jp/sales-promotion/a123 「コンテンツマーケティング」とは、コンテンツを使用したマーケティング活動のことです。コンテンツマーケティングは、現代のビジネス環境において非常に重要な役割を果たしている戦略の一つと言われています。情報があふれる時代において、効果的なコンテンツを通じてターゲット市場に訴求し、顧客との関係構築を図ることが求められています。

本記事では、コンテンツマーケティングの基本的な意味やそのメリット、デメリットについて詳細を解説していきます。

◆目次

  1. コンテンツってどんなものがあるの?
  2. コンテンツマーケティングの目的
  3. コンテンツマーケティングのメリット
  4. コンテンツマーケティングのデメリット
  5. まとめ
 

1.コンテンツってどんなものがあるの?



みなさんは、「コンテンツマーケティング」で使用されるコンテンツとはどんなものを思い浮かべますか?
たとえば、以下のようなものがあります。

●コンテンツの例

・記事コンテンツ
・プレスリリース
・顧客向け提案資料
・社内研修資料
・セミナー資料
・メールマガジン
・SNSの発信
・動画
・ホワイトペーパー
・LP(ランディングぺージ) など

企業が自社で持っているオウンドメディアで発信している「ブログ記事」や、企業のSNS(Facebook、Instagram、X(旧Twitter))の公式アカウントでの投稿、製品のプロモーション動画、インフルエンサーに商品を紹介頂く際に作って頂く宣伝のコンテンツ、ウェビナー・オンラインイベントでの提案資料など、企業で制作し情報発信される様々な制作物がコンテンツの対象となります。

企業は、コンテンツを制作し発信することで、ブランド認知を高めることができます。
そのため、リード獲得や顧客満足度を高めるのにためにはコンテンツを制作することはが必要不可欠です。

2.コンテンツマーケティングの目的

コンテンツマーケティングにおいて、コンテンツの質を高め、ユーザーに価値のある情報を提供することができると、未来のお客さまの需要を創造することができます。そのために特に重要なことは、Webサイトに顧客にとって関心の高いコンテンツを掲載し、顧客と関係性を作ることです。

コンテンツは、コミュニケーションを取るための手段としてだけでなく、幅広い視点で捉えることが大切です。ネットユーザーが簡単に情報に触れる現代において、見込顧客や既存顧客と定期的に接触し、いつも“身近な存在”であることは、マーケティング活動において極めて重要なポイントといえることでしょう。

しかしながら、適切な情報がなければ、コミュニケーションを図ることも難しいでしょう。「お得ですよ」「キャンペーン中ですよ」といった単調なアプローチだけでは、情報を見たお客さまは飽きてしまいます。そうならないために、様々な情報を提供しつつお客さまと対話しながら、関心を持つきっかけになるようなコンテンツ作りが必要です。

コンテンツマーケティングを通じて、お客さまの関心を喚起し、売り上げや問い合わせに繋げる行動を促すための情報を伝えていきましょう。

3.コンテンツマーケティングのメリット

ここではコンテンツマーケティングのメリットについて解説していきます。

●費用を抑えつつ広告費の削減につなげることができる
コンテンツマーケティングが活性化することで、通常のWeb広告と比較して費用を節約し、広告費を削減することができます

テレビCMやポスター広告、Web広告などの従来の広告は一定の露出期間が決まっており、広告が掲載されている間は一定程度の広告効果が期待できますが、露出が終わるとその話題性は急速に衰え、一過性のものになってしまいます

そのため、人々の注目を継続的に集めるためには、広告を長期間にわたって展開し続ける必要があります。しかし、そうすることで広告費用はかさんでしまい、費用対効果が低下する可能性も考えられるので、継続的な広告出稿をし続ける必要があります。

一方、コンテンツマーケティングは、制作費用やサーバー費用などの初期コストはかかりますが、一度コンテンツを制作すれば、半永続的に露出することができます。
そのため、広告に頼らず自社コンテンツだけで集客できるようになるため、中長期的な視点から見れば、費用対効果が高いといえるのです。

●SNSでシェアされることにより拡散のチャンスが増える

SNSにより、一般のユーザーにとって、拡散したいという情報の場合は、SNSを通じて拡散される可能性があります。ユーザーは情報収集のみならず、自分から情報を発信する役割も果たしているため、クオリティの高いコンテンツは、ユーザーによって多くシェアされ広告よりも訴求を強めることができます。
また、ターゲットユーザーにとって拡散したいと思う情報をコンテンツ化して発信することで、拡散のチャンスがあるため、SNSでシェアしたくなるコンテンツ作りは大変重要です。

●未来のお客様へアプローチができる
コンテンツマーケティングは、既存の顧客の需要や目的だけでなく、「潜在顧客」にもアプローチする手法ともいえます。例えば、洗剤メーカーが自社メディアを運営するとしましょう。洗濯方法や収納のコツなど、洗剤に直接関連しない情報を提供することで、洗剤に関心のないユーザーにも魅力的に映る可能性があります。

また、何度もコンテンツを目にすることで、潜在的な顧客として洗剤の広告に触れ、スーパーで購入されるかもしれません。商品やサービスを購入する前に信頼を築くために、潜在顧客に積極的にアプローチすることは、コンテンツマーケティングの効果的な手法といえます。

4.コンテンツマーケティングのデメリット

コンテンツマーケティングは発信において多くのメリットがありますが、デメリットについても解説いたします。

●継続的に更新し続ける必要がある
コンテンツを一度作成すると、後で何度も活用することができます。しかし、情報が陳腐化したり、ユーザーの要望とずれたりするおそれがあるので、作成後は定期的な調整アップデートが必要です。たとえば、古い情報や誤った情報を放置すると、コンテンツ全体の信頼性が損なわれるだけでなく、企業やブランドへの信頼も揺らぐ可能性があります。
そのため、作成したコンテンツは継続してチェックし、含まれている情報が最新かどうか、誤字や脱字がないか、リンクが正常に動作しているかなどを確認が必要です。

コンテンツの制作や修正などメンテナンスを行うにあたり、コンテンツ制作を外注することも有効な手段です。発信のスピードを上げることで量産が可能なだけでなく、外注することで様々なアイデアを知ることもできるため、自社だけで完結させるよりも質を上げて制作することができます

5.まとめ



コンテンツマーケティングは、企業が消費者に対して情報や価値を定期的に提供することで、信頼関係を築くことができる手段です。商品やサービスの認知度向上や購買促進を図ることができるため、コンテンツ作りは重要です。

しかし、コンテンツ制作には時間がかかり、リソースが限られているため、自社だけでは思うように取り組むことができないという方も多いと思います。

プリントボーイでは、人手不足によりコンテンツ制作に手が回らない・コンテンツの効果をより高めたい、というマーケ担当者の方をサポートするBPOサービスをご用意しています。
資料作成や動画制作などのコンテンツ制作、ウェビナー開催のための資料の準備や当日のイベント支援など、企画からご提案させていただきますので、コンテンツマーケティングに関するご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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Wed, 05 Jun 2024 00:00:00 +0900
<![CDATA[【日本の心を感じる文様シリーズ】日本の伝統文様 其の一 矢絣(やがすり)]]> https://bst.printboy.co.jp/branding/a121 創業50年の印刷会社が提案する日本の心を感じる文様シリーズVol.1

この記事は、プリントボーイが創業より続けているアナログコミュニケーション、“お元気ですかはがき”のテーマと連動した記事となります。

今回からお元気ですかはがきの新シリーズとして、日本の「伝統文様(もんよう)」の中でも「吉祥文様(きっしょうもんよう)」を中心にご紹介いたします。皆さまの吉を願う、プリントボーイの想いをお伝えできたら嬉しいです。また、季節に応じた文様の変化も、ぜひお楽しみください。

記事で紹介しました「伝統文様」を “お元気ですかはがき”としてご希望のお客様のお手元にお届けいたします。記事とあわせてぜひご覧ください。

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  • DMや広告のデザインアイデアを探している方
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  • 様々な伝統文様のことがわかる
  • 伝わるデザインについてのヒントを得られる
  • 日本の四季や伝統についての知識が深まる

▼「気軽に取り組むSDGs!」バックナンバーをまとめたこちらの記事もお楽しみください!

▼【魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!】シリーズはこちらから!

「伝統文様」は日本の文化に根付いており、その美しいデザインは古くから人々を魅了してきました。近年は、「MONYO(モンヨ)」という言葉が外国でも知られるほど、その美しさと意味深さが評価されています。

「伝統文様」が表現する美しいデザインは、古くから日本人の心を捉え、時代を超えて受け継がれてきました。

これらの文様は、単なる装飾品に留まらず、日本人の生活や精神に深く根ざした意味を持っているといわれています。起源は古代にまで遡り、神話や伝説、自然現象などからインスピレーションを得ています。また、季節ごとに様々な伝統文様があり、国内外問わず多くの人々に親しまれています。

本シリーズでは、季節にあわせた吉祥文様に込められた意味を解説し、文様を効果的に取り入れたはがきデザインをご紹介させていただきます。

1. 吉祥文様とは?


「吉祥文様(きっしょうもんよう)」は、様々な文化において幸運や繁栄を象徴する文様を指します。吉祥文様の特徴は主に三つあります。

一つ目が豊かな色彩です。主に幸運を象徴する色(金や銀など)が用いられ、鮮やかさが魅力です。

二つ目が「吉祥文様」は特定のシンボルやパターンが繰り返されることが多いことです。これは繁栄や幸運を繰り返しますように、という意味があります。
三つ目が「対称性」です。調和やバランスが表現され、幸運を呼び込むと信じられています。

吉祥文様は、衣服や建築物などさまざまな場面で活用され、お祝いや特別な行事に関連付けられることもあります。お祝い事の席などで無意識に見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

2. 矢絣はどんな模様?

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日本の伝統文様の縁起と意味

矢絣(やがすり)は、日本の伝統文様の一つであり、「吉祥文様」としても縁起が良い文様として様々な場面で活用されています。今回その起源や意味、そして現代における活用についてご紹介いたします。

矢絣の起源と歴史

矢絣の起源については諸説ありますが、一つの説として、武士や戦士の防具である鎧の文様に由来するというものがあります。鎧の篭手(こて)や胴などに矢絣の模様が見られることから、これが一般的な文様として広まったと考えられています。矢絣の模様には、矢が描かれており、「不幸を取り払い、幸せを射抜く」という意味合いがあります。矢が的を射る様子を連想させるため、目標達成や成功を象徴する意味も持ちます。

また、「一度放った矢は戻らない」ことから、江戸時代には縁起物として結婚の際に矢絣の着物を持たせる風習が生まれたとされています。また、明治時代になると袴が女学生の制服として定着したこともあり、矢絣は定番柄として親しまれています。漫画『はいからさんが通る』の主人公も同様に矢絣柄の着物を着ていたことから、「大正時代の女学生といえば矢絣」というイメージを持っている方も少なくないのではないでしょうか。

矢絣に込められた意味

矢絣が縁起の良い文様とされる理由には、以下のような要素があります。

  • 不幸を祓い、幸せを射抜く
    矢絣の模様には矢が描かれており、不幸を遠ざけて幸せを引き寄せるとされます。

  • 目標達成や成功の象徴
    矢絣には、的(目標)に向かってまっすぐ突き進む矢がが表現されており、目標達成や成功を象徴する文様としても捉えられます。

  • 守護
    矢絣は、魔を滅し危険から身を守るという願いが込められています。

3. 今回のデザインポイント

長い年月愛されてきた伝統文様「矢絣」。今回「お元気ですかはがき」に落とし込む上でのポイントを、担当デザイナーと印刷ディレクターにインタビューしました。

フォントへのこだわり

文字で特にこだわったポイントは、メインの赤い「矢絣」の文字です。オリジナルで作成した書体デザインです。今回ベースとなる書体は「リュウミン」を選定しました。

「リュウミン」は、先端の「はらい」や「うろこ」があり、上品な書体です。はらいとは、漢字や仮名の最後の部分を曲線的に引きながら細くするデザインのことを指し、文字に動きや優雅さを与えます。「うろこ」は、はらいや止めの部分に見られる、文字の端が少し膨らんでいるような形状で、これも文字に装飾的な美しさを加えます。

今回は、直線的でシャープな印象の文字を、さらに上品な仕上がりにするため、横線の太さをシャープに修正し、上品かつ繊細な仕上がりに調整しました。ぜひ柔らかさや高級感を感じていただけたら嬉しいです。

以下に記載の添え文に関しては、皆さまがより読みやすいようUDフォントを使用しています。

ogenki.png

UDフォント(ユニバーサルデザインフォント)とは、誰にでも読みやすく使いやすいように設計されたフォントのことです。目の不自由な方や高齢の方、外国の方など、多様な人々が使いやすいように、文字の形状や間隔が工夫されています。特に、視認性や可読性に優れ、公共施設や教育機関、企業の資料など、幅広い用途で使用されています。今回、読みやすくなるよう、添え文で使用させていただきました。

色彩へのこだわり

今回、色は特色トナー(スペシャルトナー)の「メタリックシルバー」を使用し、現代的にブラッシュアップしました。

特色トナーは、通常の印刷で使用されるベーシックな4色(シアン(青)、マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄)、ブラック(黒))トナーではない5色目のトナーになります。

特色トナーには、例えば白トナー、蛍光トナー、発光トナーなどもありますが、今回使用した「メタリックトナー」は、金属の輝きや光沢を持った特殊なトナーで、ロゴや装飾的な要素を際立たせるのに使用されます。

今回は、特色トナーの良さもお伝えできるよう「メタリックシルバー」トナーを使用いたしました。ぜひ4色だけでは出せない色の違いをお楽しみください。

印刷紙へのこだわり

今回選定した、「パール」という紙は、パール顔料を塗工してできています。実は、細かい粒子が光に反射することで、キラキラと光る「真珠」のように美しく輝きのある紙になっています。ツヤ感・立体感を出したい場合、高級感やきめ細かい質感や輝きを出したい場合に最適です。

今回使用しました特色トナーの「メタリックシルバー」が、「パール」紙の光でキラキラする性質により、トナーと紙がお互いを引き立てて一味違った仕上がりになっています。

環境にも配慮

今回のはがきは環境に配慮し、「FSC®認証(※)」紙を使用しています。詳細はこちらの記事をご確認ください。
SDGsへの取り組みを加速する!|森を守るマーク FSC®認証の活用


4. まとめ

今回は、日本の心を感じる文様シリーズVol.1として「伝統文様」をご案内しましたが、いかがでしょうか。

プリントボーイでは、今回のような特別なお手紙・ダイレクトメールの制作など、コミュニケーションに関するコンテンツ制作でお客様をサポートさせていただいております。ぜひお気軽にご相談ください。

\コミュニケーションに関することは、プリントボーイにお気軽にご相談ください/


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Wed, 29 May 2024 00:00:00 +0900
<![CDATA[動画と対面のハイブリット研修がカギ!<br>「Well-being」を高める「人材定着」につながる理由]]> https://bst.printboy.co.jp/seminar-event-support/a119 現代の多くの企業は、人材獲得および定着における課題に直面しています。従業員に選ばれる会社となるためには、従業員のWell-beingを向上することが重要です。
そして、企業としての競争力を高めるためには教育効果を高め、ひとりひとりが活躍できるように取り組んでいくこともまた必要です。人材定着の課題に対して、教育研修の方法を革新することが求められています。

特に動画教材の利用は教育の質を保ちつつ、広範な従業員にアクセスを提供しますが、対面研修との組み合わせによるハイブリッドアプローチが、さらに効果的な学習体験を創出します。

そこで今回は、動画教材と対面研修を組み合わせることにより、誰もが生き生きと活躍できるWell-beingにつながる教育をどう実現するのか、本記事で解説していきます。

◆目次

  1. Well-beingの重要性と人材定着
  2. 画像動画教材のメリット
  3. 対面研修の重要性
  4. ハイブリッド研修の実施
  5. 教育研修の質の平均化と、アクセシビリティ(利用のしやすさ)
  6. 研修効果を高めるためには教材制作や準備における負担を解消する必要がある
  7. まとめ
 

1.Well-beingの重要性と人材定着

Well-beingの定義は、単に健康であることを超え、個人の全体的な幸福感と充実感を指します。心身の健康、精神的・感情的満足、社会的なつながり、経済的安定など、生活の多方面にわたる満足度を含む概念です。
従業員のWell-beingの向上は、仕事の満足度、生産性、健康を向上させることが科学的に証明されています。心身の健康が保たれた従業員は、職場でのストレスに強く、企業に対する忠誠心も高まります。
これが人材定着へと直結し、長期的に企業の成長を支える要素となるため、Well-beingを高める取り組みを実践する企業が増えています。

企業が従業員のWell-beingを向上させる方法はいくつもありますが、特に教育研修の観点でWell-beingを高めるために、動画研修と対面研修を効果的に組み合わせたハイブリッドアプローチが効果的です。 

2.動画教材のメリット

動画は情報を一貫して高品質に提供し、時間や場所に縛られずにアクセス可能なため、学習の機会均等を実現します。
介護や子育て、身体が不自由であるなど、多様なバックグラウンドを持つ従業員でも、自らのペースで学ぶことができるため、教育のハードルを大きく下げることができます。
字幕を表示させることで聴覚な方、外国籍の従業員の方にも障壁なくコンテンツを届けられることも利点といえるでしょう。
また、同一内容を繰り返し利用することができるため、教育担当者の負担を軽減すると同時に、教える側の品質を一定にすることができます。

一方で、作り方、使い方によっては一方的な発信ともなりかねないことが、動画教材のデメリットでもあります。

3.対面研修の重要性

対面研修は、直接的なコミュニケーションと即時のフィードバックを提供することで、深い人間関係を築くことができます。
また、直接指導することができるため、より複雑なスキルや行動の修正を効果的に行うことも可能です。
動画教材ではカバーしにくい対話や討論を通じて、従業員の理解を深め、実践的なスキルの習得を助ける効果があります。

その一方、対面研修のみで教育を行う場合、教育研修担当者の負担が増えること、回数が制限されること、質にばらつきが生まれることがあります。

4.ハイブリッド研修の実施

そのため、動画教材と対面研修を組み合わせたハイブリッド研修は、動画教材による学習を基盤とし、対面研修で得た知識を実践的に深める機会を作り出します。
このアプローチにより、従業員は個々の学習スタイルに合わせて情報を吸収しつつ、集団内での相互作用を通じてさらにその知識を強化できます。
リモートワークが浸透し、日常的にオンラインツールを通じて業務を行い、顔を合わせることが少ないバーチャルチームが増えている中では、チームの人間的なつながりが希薄になることも。

そうした中で対面研修による交流やつながりはWell-beingを高め、チーム全体の士気と連帯感を促進する効果があるので、ハイブリット研修がおすすめです。

5.教育研修の質の平均化と、アクセシビリティ(利用のしやすさ)

ハイブリッドで教育研修を行うことは、教育の質の平均化を保ちながら、従業員にとってのアクセシビリティを向上させる理想的なソリューションです。

動画で学んだ内容を対面セッションで復習し、疑問点をクリアにすることが可能となり、全従業員が等しく高品質な研修を受ける機会を持てるようになります。

6.研修効果を高めるためには
  教材制作や準備における負担を解消する必要がある

Well-beingと教育研修効果を高めるには、ハイブリッド研修が有効なアプローチと解説してきましたが、準備や運営、事後の付随業務には研修担当者にとって負担となる業務も多く、負担がもとで狙った効果を実現できないということもあり得ると思います。
動画であればどのような教材を作成することが受講者の自発的な学びを促すのか、研修効果を高めるのか、また作成するための負担を誰が担うのかということが課題にもなるのはないでしょうか。
対面研修では効果的なテキストの作成や、事前、当日、事後の準備や付随業務における負担も見過ごせない部分です。

教育研修効果を高めるためには、こうしたコンテンツ制作や付随業務を教育研修専門のBPOサービス を行っている会社に依頼することも選択肢です。

日々の業務がある中で、全て自分達で行おうとするとどうしても後回しになったり、継続が難しくなります。
また、退職や休職などに人材不足によるリスクもありますので、外注することは有効な手段と言えます。
プリントボーイでは、資料作成やセミナー研修のコンテンツ制作から運営フォローまでサポートするBPOサービスを行っていますので、お気軽にご相談ください。


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7.まとめ

企業の教育研修において、動画と対面研修のハイブリッドアプローチによって、より包括的で効果的な学習体験を提供することできます。この組み合わせにより、教育の質の保証とアクセシビリティの向上、そして従業員のWell-beingの促進が実現し、結果として人材の定着を促進します。このアプローチは、従業員一人ひとりの成長と企業の持続的な成功に貢献することでしょう。

プリントボーイは、教育研修のBPOサービス「meet!」をご提供し今まで数多くのお客さまの教育研修をコンテンツ制作面でサポートしてきました。

教育研修に関するご相談、Well-beingに関するご相談はプリントボーイまでお気軽にご相談ください。

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Wed, 15 May 2024 00:00:00 +0900
<![CDATA[【魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!】シャッターチャンスを逃さない│桜]]> https://bst.printboy.co.jp/branding/a118 創業50年の印刷会社が提案する「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!」シリーズVol.5


この記事はプリントボーイが創業より続けているアナログコミュニケーション、
“お元気ですかはがき”のテーマと連動した記事となります。

「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!」シリーズでは、花や植物を題材に、プロカメラマンによる撮影テクニックをご紹介いたします。まさに花の魅力まで咲かせる、タメになるテクニックをお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください。

また、記事で紹介しました「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック」をお元気ですかはがきとしてご希望のお客様のお手元にお届けいたします。記事とあわせてぜひご覧ください。

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花や植物は静物のため、フレーミングしやすいものの、漫然と撮ると記録写真になりがちです。

しかし、ちょっとした工夫で一気に味のある作品にレベルアップするものでもあるため、初心者から上級者まで写真上達にもってこいの被写体といえるでしょう。

この記事では、桜を例に挙げながら、面白い撮影トリックについてご紹介します。

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  • DMや広告のデザインアイデアを探している方
  • 写真撮影に興味がある方
  • デザインで課題を解決したい方
  • 環境に配慮したデザインに興味がある方
  • ユニバーサルデザインに興味がある方

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  • 花の新しい楽しみ方がわかる
  • 伝わるデザインについてのヒントを得られる
  • 日本の四季や伝統についての知識が深まる
  • デザインや撮影のヒントが見つかる
  • 構図についての情報を得られる

▼「気軽に取り組むSDGs!」バックナンバーをまとめたこちらの記事もお楽しみください!


桜は日本の国花として親しまれており、古来より日本の文化に深く根付いています。「お花見」は日本行事の一つであり、「HANAMI(ハナミ)」という単語が英語圏で通じるほど、日本の伝統行事として人気があります。そのため、春になると日本人のみならず外国人も公園や神社などで桜を楽しむ姿が。

また、桜には多くの品種がありますが、日本では代表的なものに「ソメイヨシノ」「ヤエザクラ」「シダレザクラ」などが挙げられます。見た目も大きく変わるので、全国の桜の名所を観桜まわりすることも楽しいでしょう。

この記事では、春の到来を感じさせる桜を例に挙げながら、魅力的に撮影するためのギミックについてご紹介します。ぜひご覧ください。

1.桜とは

「桜」は、日本原産のバラ科の落葉高木です。春の訪れを告げる花として、花見の風習が根付くほど多くの方に愛され、親しまれています。

桜の名前の由来は「櫻(さくら)」から。この漢字が2つ並んだ「貝」の字は子安貝の首飾りをあらわしており、実(さくらんぼ)がなった桜の木を「首飾りをつけた女性」に見立てたといわれています。

また、桜は鑑賞用の他にも、桜餅などの食用にも使われているので、私たちの生活の中にも深く根ざしています。

今では、もっぱら「お花見=桜」というイメージですが、かつてはお花見の主役は梅の花でした。奈良時代の頃、遣唐使によって中国から持ち込まれた梅を、貴族が好んで鑑賞するようになったのが「お花見文化」の始まりとされています。唐が廃れ遣唐使が廃止された後は、もともと日本に自生していた桜の人気が広まり、平安時代以降には「春の花」のイメージが梅から桜へと変化していきました。

現代のように桜の樹の下で宴会を楽しむようになった大きなきっかけは、安土桃山時代の「醍醐の花見」だと伝わっています。醍醐の花見とは、1598年の春に豊臣秀吉が京都の醍醐寺において催した宴のことで、花見をしたくてたまらなかった秀吉の号令で、およそ700本の桜を醍醐寺にかき集めて移植して盛大な宴を開きました。その後、江戸時代になると庶民の間でもお花見文化が広まっていき、日本で最も有名な桜である「ソメイヨシノ」もこの頃に誕生しました。

また、桜の花言葉は、「儚さ」「別れ」「新たな出発」などがあるので、卒業や入学の季節を表すお花としても知られています。桜は春の訪れとともに一斉に咲きますが、数日から数週間で花が散ってしまうため、その「儚さ」も魅力の1つですね。

2.花と鳥の組み合わせは古くから?芸術方面での桜

さて、桜や梅などを見ていると、どこからともなく鳥がやってきた光景をみたことがある方も多いのではないでしょうか。鳥は花の甘い蜜が目当てで、人間と同じく春を待ち遠しく思っています。特にサクラの代表的な品種であるソメイヨシノは約118千もの花が一つの木に咲くといわれていて、まさしく春のごちそうです。

そのように鳥が花木にとまることは古来より「美しいもの」とされていました。そのため芸術方面にも影響を及ぼし、生まれたジャンルが「花鳥画(かちょうが)」です。花鳥画とは、花や鳥、昆虫などを題材にした東洋絵画の1種です。掛軸、屏風、襖絵、浮世絵など、様々な作品に取り入れられています。「富嶽三十六景」で有名な葛飾北斎も、多くの花鳥画を残しています。
花鳥画は、平安時代にはすでに制作されていた記録があります。南北朝時代になると禅僧によって水墨画の花鳥画が描かれるようになります。そこから進化し、鮮やかな色を施した花鳥画は室町時代に誕生したといわれています。この時期に、日本における花鳥画は隆盛期を迎えました。

そして、桃山時代には日本独自の様式が成立し、江戸時代中期ごろには多くの作家が作品を生み出します。

日本の花鳥画の代表例は、伊藤若冲の「海棠目白図」や、幸野楳嶺の「楳嶺花鳥画譜」などです。このような形で、「花」と「鳥」は、長い歴史の中でもその美しい組み合わせが愛されてきました。
春は鳥が活発に動き回る季節。お花見のなか鳥がやってきたら、素敵な画が見られるかもしれませんよ。

3.桜に鳥が止まった瞬間の撮影に成功したポイントとは?

今回の撮影は、春めいた気持ちの良い晴れ間に撮影を行いました。

今回のテーマを「春のお便り」としていたため、撮影の企画段階では「桜の枝に鳥がとまっていたら写真映えするね」という話も出ていました。主役はあくまで桜の撮影ですが、運よく桜の枝に鳥が現れたら、それを逃すわけにはいきません!

今回は、思いがけずに桜の枝に止まる鳥(メジロ)の撮影に成功しましたので、今回の写真撮影にあたり、どのような技法が使われたのかポイントを2つご紹介いたします。

3-1.シャッタースピードは「1/1000秒」に調整

     参照:シャッタースピードとは?目安と使い方をわかりやすく解説│テイラボ

1つ目は、「シャッタースピード」の調整です。カメラの明るさを決める要素にはシャッタースピードがあり、1/30秒、1/60秒というように、段階的に切り取る時間を設定することができます。このシャッタースピードを速くすればするほど、写真上では瞬間をとらえることになります。
一眼レフカメラでは、1/4000秒、1/8000秒と凄まじいスピードでシャッターを切ることができますが、スピードを早くしすぎてしまうとカメラに取り込める光が減ってしまい、写真が暗くなってしまいます
そのため今回は、写真の明るさを維持しつつ、素早く飛び回るメジロを捉えるためのバランスとして、シャッタースピードを1/1000秒ほどに抑えて撮影を行いました。

3-2.オートフォーカスをシングルモード(AF-S)で設定

 参照:初心者でもすぐ分かる「AF(オートフォーカス)」の基本。被写体に合わせた設定方法やAF性能に特化したおすすめカメラをご紹介

2つ目は、「オートフォーカス」の設定です。シャッタースピードで瞬間をとらえることができても、しっかりと桜にも鳥にもピントを合わせられなければ、写真としては残念な仕上がりになります。
絞りの数値を深くしていけば、常に手前から奥まで全体にピントが合った状態で撮影をすることもできますが、今回は桜を見上げた時の奥行を表現するためにあえて浅い絞りに設定していました。そこで重要になるのがオートフォーカス(以下AF)の使い方です。
カメラにピント合わせを任せるだけの機能ではなく、AFの設定にも実はコツがあるのでご紹介いたします。

〇オートフォーカスの種類
AF
には種類があり今回は、シングルモード(AF-S)コンティニュアスモード(AF-C)をご紹介します。

シングルモードは、シャッターボタンを半押しする間、ピント位置が固定されるモードで撮影し一度でピントを固定するため、一般的に動きの無いものを撮影するときに向いているとされています。それに対してコンティニュアスモードは、フォーカスポイントと呼ばれるピントを合わせてくれる範囲内に被写体がある場合、被写体が動いても自動でピントを追従してくれます。
こちらのモードは動きのある動物や、スポーツ撮影などに向いているとされています。

今回は動物(鳥)を桜と一緒に撮りたかったため、コンティニュアスモードに設定したかと思われるかもしれませんが、シングルモードで撮影しました。カメラのAF性能にもよりますが、AFではピントの位置を判断するのはカメラのため、必ずしもカメラマンが合わせてほしい位置に常にピントを合わせてくれるわけではありません。今回のように、奥行きがあり、複雑な枝ぶりの桜の中で動く鳥などは、AFのスペックによってはカメラが意図しないポイントにフォーカスされてしまうことがあります。
そのため、今回はシングルモード(AF-S)に設定し、枝上を飛び回る鳥の動きをファインダー(※カメラの覗き窓のこと)で追いながら、シャッターボタンを小刻みに半押しし撮影しました。

その結果、フォーカスを合わせる作業のみをカメラに任せることで、フォーカスのポイントを確実にカメラマンが狙った位置に調整しました。

今回の撮影を振り返り、特にお伝えしたいことは「シャッターチャンスを逃さないでほしい」ということです。
撮影のチャンスを逃さなかったことで、鳥(メジロ)との共演を切り取り、お手元におはがきとしてお届けすることができましたので、ぜひ撮影の際には、タイミングを逃さずに撮影してもらえたらと思います。
 

4.まとめ


今回は桜をテーマにご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。日本古来より美しいとされてきた鳥とのコラボレーション。ぜひお花見で、シャッターチャンスを狙ってみてはいかがでしょうか。動物との写真を撮影されたい際には、「シャッタースピードの調整」と「オートフォーカス機能」を活用してみてくださいね。

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Wed, 27 Mar 2024 00:00:00 +0900
<![CDATA[会話が弾む!新年ご挨拶企画 環境に優しい紙で作る「季節を彩るSDGs」オリジナルカレンダープロジェクト]]> https://bst.printboy.co.jp/sales-promotion/a112 こんにちは、PRINTBOY・BST編集部の鎌田です。

日頃お世話になっている会社さまに、新年のご挨拶に伺う、そんなシチュエーションが皆さまにもあるかと思います。

ご挨拶にお伺いする際のノベルティは、自社ができることをアピールするチャンス。せっかくなら自社の商材に関連したものや、オリジナルのノベルティグッズを持参して次の案件に繋げたいものです。

今回の記事では、昨年ご好評いただいた、新年ご挨拶企画のシリーズ第2弾として、私鎌田が記者となり、PRINTBOYの「2024年ご挨拶用カレンダー制作プロジェクトチーム」に取材をしてまいりました!企画から実際の制作進行、デザインから完成に至るまで様々なストーリーがありました。

昨年の制作秘話はこちら!

会話が弾む!新年ご挨拶企画 環境に優しい紙と間伐材でつくるオリジナルカレンダー

 

<インタビュー参加者>

  • プロジェクトリーダー 佐野
  • 印刷部門 松村
  • 企画制作ディレクター 斎藤
  • インタビュー進行/企画スタッフ 鎌田

<目次>

  1. プリントボーイの2024カレンダーの仕様について
  2. コンセプトやデザインのポイントはありますか?
  3. 今回のおすすめポイントを教えてください
  4. 今後取り入れたいデザインやアイデアはありますか?
  5. 見ていただきたいポイントなど教えてください
  6. 用紙について、苦労した点や失敗談などはありますか?
  7. お客さまの反応はいかがでしたか?
  8. 「2024年新年ご挨拶カレンダー制作プロジェクト」を進めるにあたって、意識されたことはありますか?
  9. 実際に出来上がったときはどう思われましたか?

1.プリントボーイの2024カレンダーの仕様について

昨年は、間伐材と様々なFSC®認証紙を活用した、バラエティあふれるカレンダーを作成しました。
今回は思い切って、台座・リング・本紙すべてを紙素材で統一しました!
カレンダーの用紙はすべてFSC®認証紙を使用しており、「責任ある木質資源を使用した紙」として認証を得ています。

FSC®認証(森林認証制度)とは、FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)が運営する国際的な認証制度です。持続可能的に森林管理が行われた木材とその製品を識別するために、製品生産に関わるあらゆる組織に与えられます。このFSC®のマークが入った製品を買うことで私たち消費者は世界の森林保全を応援できる仕組みです。

<選出された用紙>

表紙        :kome-kami(コメカミ)

本紙        :グムンドカラーマット-FS             

▼FSC®認証について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

SDGsへの取り組みを加速する!|森を守るマーク FSC®認証の活用

FSC®認証活用のススメ 最新版改訂のポイントをご紹介!さぁ、SDGsを進めよう!

森林を守り、持続可能な未来の実現に繋がるFSC®認証紙

リングの素材を紙にすることで、統一感を演出するとともに、捨てる際の分別の手間が省けます!プラスチックや金属製のリングが使用されているカレンダーは、適切に分別して処分しなくてはなりません。しかし、紙素材のリングを使用することで、分別の手間なく本紙とともに処分することができます。取り外す手間を削減でき、より安全性が高いため、ご家庭でもご活用しやすいことも魅力のひとつです。
そんな今回の制作したカレンダーですが、昨年と同じく「PRINTBOYだからこそできた」ポイントが多数存在します。各スタッフの話を交えながら、制作秘話とともにご紹介いたします!

2.コンセプトやデザインのポイントはありますか?

鎌田 今回のカレンダー制作にあたり、コンセプトやデザインのポイントはありますか?

斎藤 「季節のイメージを用紙の色で感じていただけるようにしたい」という想いでスタートし、

昨年に引き続きFSC®︎認証紙の使用を前提に、「季節を彩るSDGsカレンダー」に仕上げていきました。

鎌田 昨年はさまざまな種類のFSC®︎認証紙を使用したカレンダーでしたが、今年は色で季節を感じられるような、「彩るカレンダー」となったのですね。お渡ししたお客様からも、「季節感がある色選びをされていて、工夫を感じます!」というお話をいただきました!

昨年からコンセプトがガラッと変わったことで、デザインを決定するまでの苦労や悩んだ点などが多くあったのではないでしょうか?

斎藤 まず、用紙を1枚ずつ違う色にしていくことは決定したものの、そこからFSC®︎認証紙で、「豊富なカラーバリエーション・適度な厚さ・製造過程での背景がSDGsにつながっているもの」を探すのに苦労しました。「環境にやさしい」というテーマは崩したくないけれども、季節を彩れるようなバリエーションは欲しい。カレンダーにするので、へたれないような丈夫な紙であることも譲れないポイントでした。

鎌田 なるほど…!テーマに沿ったカレンダーが制作できるような用紙の選定が大変だったのですね。

齋藤 そのため、印刷知識の豊富な、プリントボーイ営業部社員の皆さんの力をお借りしました!さまざまな観点から確認して、最終的に表紙には日本のフードロスペーパーとして開発された「kome-kami」を、本紙にはドイツの「グムンドカラーマット-FS」を選定しました。

そしてその用紙の色の魅力を最大限活かしながらも、カレンダーとしての機能を失わないようにするために印刷する「色」(文字色)にはとても悩みました。

刷り色のバリエーションを何通りも試した結果、用紙の色の鮮やかさを引き立てながら、数字が最も際立っていた4色掛け合わせの黒「リッチブラック」に決定しました。



鎌田 鮮やかな用紙にブラックな文字が映えてクラシックでかっこいいです!

3.今回のおすすめポイントを教えてください

鎌田 デザインにおいて今回のおすすめポイントを教えてください!

斎藤 数字をUDフォント)で表現することは決まっていたのですが、デザインは全て黒で印刷することになりましたので、「休日の表現をどうするか」の部分で工夫が求められました。

オーソドックスに丸や四角で囲ってみたり、フチ文字やアミにしてみたり…。何通りか試しましたが、ごちゃごちゃした印象になったり可読性が悪かったりと、納得できるものにならなかったため、一旦、カレンダー表現の当たり前を頭からなくして考え直してみました。

そして、ふとビリヤードの球が思い浮かび、数字の下にラインを入れてみました。結果、デザイン性を損なわずに、シンプルでわかりやすい表現ができたと思います!

※ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)とは、「ユニバーサルデザイン」のコンセプトに基づいた誰にとっても見やすく読みやすいフォントです。 読みやすさに加えて、遠くからでもわかりやすく読み間違いがないように、可読性や視認性、判読性が高くなるようにデザインされているのが特徴です。

引用:

ユニバーサルデザインフォント

4.今後取り入れたいデザインやアイデアはありますか?

鎌田 毎年恒例となったカレンダー企画ですが、今後取り入れたいデザインやアイデアはありますか?

斎藤 毎月、ちょっと心が華やぐような言葉を添えてみたり、「ふむふむ」と楽しく面白く読めるようなちょっとしたお話が入っていたりと、めくるのが楽しいものにしていきたいなと思っています。

めくるのが楽しいということで言えば、キラキラとした美しい加工を施したデザインも考えてみたいです。

鎌田 金箔加工などキラキラしたものだと、よりリッチで特別感がありますね!

今回の企画を通して、私は日めくりタイプもいいなと思いました。

毎日違った言葉やデザインがあると、日々の彩りが増えて素敵ですね。

5.見ていただきたいポイントなど教えてください

鎌田 皆さまに見ていただきたいポイントなど教えてください。

斎藤 昨年のカレンダーは間伐材を活用した土台に用紙を差し込んで使用する据え置きスタイルを採用しました。

2024年はコロナ禍も本格的に明けた年ですので、皆さまがさらに活発に行動されるのではないかと思い、パソコンや文具と一緒に持ち運べるように、また月ごとにパッと置き場所を変えて、日々の中の差し色として存在できるようにと、紙リング製本にしたところが大きなポイントです。

松村部長 用紙の配色と、カレンダーのサイズです。モニターの前に置いたときに、画面を遮らないサイズで制作したため、皆さまの業務に上手く溶け込みながら彩りを与えてくれると思います。印刷の発色もとても良く、パリッとした仕上がりになりました。

6.用紙について、苦労した点や失敗談などはありますか?

鎌田 用紙について、苦労した点や、失敗談などはありますか?

松村部長 FSC®︎認証紙で今回の企画に合う用紙、というのが選択肢が多くなかったため、業者の方からもさまざまな情報をいただき選定しました。日頃の情報収集の重要性を改めて感じましたね。

鎌田 斎藤さんがおっしゃっていた、「譲れないポイント」ですね!採用された「グムンドカラーマット-FS」は、ドイツで生まれたFSC®用紙です。ドイツでも環境配慮の意識が浸透していて身近な存在のようです。ちなみに、ドイツも日本に並ぶ「紙文化」の国で、誕生日やイベントなどではカードを送りあう文化があるそうです!

7.お客さまの反応はいかがでしたか?

鎌田 実際にお客さまへお持ちした際の反応はいかがでしたか?

松村部長 デスクで邪魔にならなくていいと喜んでいただきました。モニターの前に置いても画面を遮ることのないサイズ感がとても好評でした。

佐野部長 月ごとの色も、それぞれの月に合っていて、こだわりを感じたとおっしゃっていました。月ごとの楽しみがあるって、いいですよね。

鎌田 私もお客様から「プリントボーイのカレンダーは弊社で人気だよ」とおっしゃっていただけたので、とても嬉しかったです!来年のご挨拶プロジェクトでは何をしようか、今から考えていこうと思います!

8.「2024年新年ご挨拶カレンダー制作プロジェクト」を進めるにあたって、意識されたことはありますか?


鎌田「2024年新年ご挨拶カレンダー制作プロジェクト」
を進めるにあたって、意識されたことはありますか?

佐野部長 昨年の間伐材を活用したオリジナルカレンダー(会話が弾む!新年ご挨拶企画 環境に優しい紙と間伐材でつくるオリジナルカレンダー)も大変ご好評をいただいておりましたが、間伐材台座からカレンダーが落ちてしまうといった改善すべき点もありました。また、毎年お届けするお客さまにも驚きを感じていただきたい、昨年と同じものはお渡ししたくない、と思っていました。昨年は「紙の種類の違い」を楽しんでいただいたのに対し、今年は「色の違い」を楽しんでいただけるようにすることにテーマが決まってからはスムーズでした。

9.実際に出来上がったときはどう思われましたか?

鎌田 実際に出来上がったときはどう思われましたか?

佐野部長 色がカラフルなので、最初は少し派手かなぁと思ったのですが、出来上がったものは一体感があり、カラフルな色合いも楽しみに感じられました。プリントボーイにしかないものが出来たと感じ嬉しかったです!プリントボーイには多くの「プロ」がいて、連携しあうことで目指したもの以上のものを創ることができたと感じることができました。チームワークで仕事をする大切さを改めて感じました。


いかがでしょうか。

今回の「環境に優しい紙で作る「季節を彩るSDGs」オリジナルカレンダープロジェクト」は、私自身もかかわっていく中で営業としての問題意識や、問題を解決できる企画力、実現できた生産力を感じられた企画となりました。さらに今回のインタビューを通して、それぞれが日々の業務で取り組んでいることが生かされていると感じました。

 

今回の「環境に優しい紙で作る「季節を彩るSDGs」オリジナルカレンダープロジェクト」は、PRINTBOYが取り組む環境配慮について、新しい方法をお客さまへお伝えできた機会となりました。FSC®認証紙については、ぜひ他記事もご参照ください。

 

▼オリジナル環境配慮ノベルティ・製品についてはこちら

FSC®認証については、こちらの記事をご覧ください

 

▼気軽に取り組むSDGs!バックナンバー記事


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Mon, 05 Feb 2024 00:00:00 +0900
<![CDATA[今更聞けない生成AI(ジェネレーティブAI)とは?画像生成AIの特徴とリスクを解説]]> https://bst.printboy.co.jp/business-efficiency/a117 ChatGPTによって広く知られるようになった「生成AI(ジェネレーティブAI)」ですが、どういったものなのかを説明できる人は少ないのではないかと思います。生成AIとは、コンテンツやモノについて大量のサンプルデータから学習し、それを使用して創造的かつ、現実的な新しい生成物を生み出す機械学習の手法の一つです。

多くの業種、業態で活用が見込まれ、今後の職業、働き方を変革しうると言われる生成AI技術ですが、昨今、生成AI技術を悪用したフェイクニュースや、倫理的に問題がある画像が拡散されることもあり、リスクにも注目が集まります。また、著作権などの権利についてもあやふやな部分が多い状況でもあります。

 

この記事では、生成AI(特に画像生成AI)についてその仕組みをわかりやすく解説するとともに、利用に関して考えなくてはならない倫理的、法的なリスクについてご紹介していきます。

 

◆目次

  1. 生成AIとは?
  2. 画像生成AIの仕組み
  3. 画像生成AIをめぐる権利の問題
  4. 画像生成AIをめぐる倫理の問題
  5. まとめ
 

1.生成AIとは?

AIそのものは以前から利用されていたため、従来のAIとの違いにピンとこないことがあるかもしれません。

従来のAIが大量のデータから、ルールやパターンなどの特徴を学び、ある事象の予測や抽出をするのに対し、生成AIはデータのルールやパターンの抽出にとどまらず、それらのデータを利用してさらに創造的で、質の高いオリジナルコンテンツをAI自らが出力できることに大きな違いがあります。


<具体的な活用例>

  • コピーライティング(営業、カスタマーサポート、マーケティングにおけるメール文面作成など)
  • 産業に特化したライティング(業種にあわせた契約書面作成など)
  • プログラムコード(クリエイターの負担削減)
  • アート
  • ゲーム
  • デザイン
  • メディアと広告
  • 生成AIによる体験を軸としたソーシャルメディア


生成AIはこれまでのビジネスを大きく変革していく可能性を秘めています。特に2023年に話題になった生成AIの一つであるChatGPTは、必要な情報を検索するのではなく、生成することができるようになった点で、Googleなどの検索ビジネスが深刻な脅威であると認めたほどです。

ただし、ChatGPTにも利用に際して注意点があります。ChatGPTは嘘をつくと言われることです。これは、ChatGPTが必ずしも正確な答えを出せるとは限らない、という意味です。ChatGPTはリサーチプレビューという段階であり、ユーザーからのフィードバックを受け学習しています。また、インターネット上の情報を学習モデルに利用しているため、そのデータ自体が誤っている情報であれば、正しい答えを返さない可能性あります。プライバシーやデータ侵害のリスクがあることを理由に、利用を制限している国や企業もあります。2023年3月末にイタリアのデータ保護当局がChatGPTによる膨大なデータ収集を個人情報保護法に違反するとして一時的に利用を禁止したり、銀行などの機密性の高い情報を扱う企業も取り扱いに制限を設けたりしています。

AIが生成した情報を利用するには、その情報の正誤については使用する人間が責任を持って調べ、見極めていく必要があります。

 

2.画像生成AIの仕組み

最近、生成AIを悪用した事例でフェイクニュースや、倫理的に問題のある画像の拡散、また権利の侵害などが話題となります。そこで問題となることが多い、生成AIの一種である、「画像生成AI」について、その仕組みを簡単に解説し、次項でそこから派生する問題について解説します。

画像生成AIは、拡散モデルと呼ばれる画像の修正を段階的に行うことで画像を生成するモデルと、「CLIP」と呼ばれる、ある画像に対してその説明文がどの程度あっているかという類似度をはかる画像分類モデルからなっています。特に、利用される画像生成モデルは「潜在拡散モデル」と呼ばれる拡散モデルの一種です。これまでの拡散モデルで時間がかかっていた、「綺麗な画像にノイズを繰り返し付加していって最終的に純粋なノイズ画像をつくる」という、多くの計算量が必要で時間がかかる処理を、潜在拡散モデルでは、大きな画像を圧縮し潜在変数と呼ばれる数値の羅列にまとめ、計算量を大幅に短縮し、プロセスを効率的にしています。

CLIPは「スキーをするラッコ」などのテキストの入力を受け、生成される潜在変数を潜在拡散モデルに対して更新し、テキストにマッチした画像ができるまでそのプロセスを繰り返します。

そしてこの画像生成AIを構築するためには、潜在拡散モデルや、CLIPなどのモデルに加え、モデルを訓練するためのデータセットが重要です。このデータセットの質こそが、AIの精度を大きく左右するからです。「Garbage in, Garbage out(ゴミからはゴミしか生まれない)」という言葉がデータサイエンスの分野にありますが、欠陥のあるデータや意味の無いデータを入力しても、質の悪い結果や無意味な出力をするだけという意味です。

画像生成AIを使用する際には、パラメーターと呼ばれる関数の設定や、プロンプトと呼ばれるテキストによりAIに指示をします。特に的確なプロンプト(テキスト)で生成AIに対して的確な指示や質問をすることでAIが生成するアウトプットの質が高まります。ユーザーはイメージを言語化しAIにわかりやすく表現する力、AIのアウトプットイメージが違った場合に追加の指示によってAIが生成する画像を理想のイメージに近づける力を必要とされます。

 

3.画像生成AIをめぐる権利の問題

便利な生成AIですが、前項で簡単に述べた通りの仕組みで成り立っているため、画像生成AIをめぐる権利の問題が生じています。
 

<著作権について>
著作権とは著作物を保護するための権利であり、著作物とは「人間が創作したもので、思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの」です。著作物の例には、小説や漫画、絵画、音楽、映画、写真、マニュアル、コンピュータプログラムなどがあります。著作物に該当しないものは、思想または感情を表現したものではない単なるデータや事実、表現を伴わない理論や法則などのアイディアそのもの、大量生産される工業製品のデザインなどです。

著作権は著作物を創作した時点で発生し、著作権を有すると自身の著作物利用を独占でき、第三者の無断使用を禁止することができます。ただし、著作権には保護期間があり、日本では著作者の死後70年を原則とし、保護期間終了後は(ただし著作権以外の知的所有権が存在する可能性もあり、例外となるケースもあります。)

画像生成AIには、著作権の問題と関わる点として、以下の4点があります。

<著作権の問題に関わる4点>

  1. AIに学習させるデータセットに著作物を収集・提供することができるか(著作者は自分の著作物がデータセットに利用されることを拒否できるか)
  2. ユーザーが入力するプロンプトは著作物として保護されるか
  3. 画像生成AIで作成した画像は著作物の対象となるか
  4. 画像生成AIで作成した画像は他の著作権を侵害するか

以下にそれぞれポイントを解説いたします。

 

(1)AIに学習させるデータセットに著作物を収集・提供することができるか(著作者は自分の著作物がデータセットに利用されることを拒否できるか)

画像生成AIは膨大な画像データで構成されたデータセットを使って学習しています。この学習のためのデータセットの中に、著作権で保護されたコンテンツが含まれることがあることで様々な問題が生まれています。現状多くのAI開発企業は、AIモデルの学習セットに使われるデータセットに著作権で保護されたコンテンツを使用することを正当化しています。

日本では、2018年に改正された著作権法の第30条の42号にて、AIの機械学習を目的にした著作物の利用が基本的に認められています。著作物の種類や用途、商用利用の有無に関わらず、また許諾も必要なく利用することができます。一方で、但し書きとして「ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。」としています。

また、日本以外の多くの国では、著作者の権利を侵害せずに著作権で保護されている作品の利用を可能とする方法があります。一例をあげれば、アメリカでは、フェアユース(日本語で公正利用や公正使用と訳されています)という概念があります。著作権規定にも定められている例外規定の一つで、批評、解説、ニュース報道、教授(教室における使用のために複数のコピーを作成するなど)等の目的のために著作物を使用しても良いというものです。このような規定はアメリカだけでなく、台湾やフィリピン、シンガポール、韓国、マレーシアなど、類似の規定が存在します。よって、学習データセットに著作物を含むことに対して、フェアユースであるという主張をしている企業もあります。ただし、フェアユースに該当するとしても、その画像を使用する目的や市場に与える影響、その画像の著作者の生活を脅かさないかといった点には問題が残ります。実際、自身の創作した画像がウェブから無断で利用されていることに対し、アーティストから批判が高まっています。

以上のことから、著作権法で保護されていないとしても、AI学習データセットへの著作物の利用は、著作権者の生活が脅かされたり、利益が不当に害されたりする恐れがあり、本当にそれで問題ないのか?ということは議論の分かれる部分です。


(2)ユーザーが入力するプロンプトは著作物として保護されるか

プロンプトは短い文章による指示のため、著作物となるかどうかには、その表現に創作性があるか、思想または感情を表現したものなのかが重要な観点となります。プロンプトは短い言葉であり、また一つ一つはありふれた言葉であるため、著作物として保護するのには難しい部分が多いのが実情です。小説の冒頭の一文のような、創作性が高く、作者の思想や感情が表現されたようなプロンプトであれば創作性が認められる可能性はありますが、あくまでデッドコピーの禁止(ほぼそのまま創作物を模倣すること)にとどまるかと思います。

 

(3)画像生成AIで作成した画像は著作物の対象となるか

日本を含むほとんどの国では、著作権法において著作権が発生する対象を人間と限定しています。人間が関与せず、機械だけで生成された創作物には著作権は発生しないという考え方です。AIに指示を与えるプロンプトは人間が作成しますが、創作に関与したと言えるのでしょうか?

プロンプトの作成で人間が関与したと言えるか、著作権として認められるかどうかは、人間である著作者の貢献度に応じて判断されます。長く複雑なプロンプトをもとに作成したケース、試行錯誤しながら複数の画像を生成しそれを選択して完成させたケース、生成した画像を別のソフトでさらに加工して創造的な表現を加えたケースなどがその例として挙げられます。

 

さらに、著作物と認められた場合、誰が著作権を有するかについては、AIを使って画像を作成したユーザーに帰属します。画像生成AIのサービスを提供している企業や、AIそのものではありません。ただし、ソフトウェアや利用プランによっては、利用規約などで定めることにより、生成された画像はクリエイティブ・コモンズとして自由に他のユーザーが利用出来るようにされていることもあります。利用にあたっては、そのような点も考慮が必要かもしれません。

(4)画像生成AIで作成した画像は他の著作権を侵害するか

画像生成AIが作成した画像が、著作物である他の画像に類似してしまう可能性があります。基本的には著作権の侵害には、①著作物性(既存のが著作物に該当するか)、②依拠性(新しく作成した画像が、既存のイラストや画像に依拠し制作されたものか)、③類似性(新しく作成した画像が既存画像に類似しているか)という3つの判断基準があります。

 

  • ①はこれまで説明してきた通り、その画像が思想や感情を創作的に表現したものかどうかにより判断されます。
  • ②は既存の著作物を参考にして作ったかどうかが問題で、偶然類似したものとなった場合は著作権侵害とはなりません。
  • ③は既存の著作物の表現形式上の本質的特徴を、新しい著作物からも直接感じる程度に似ているかどうかが争点となります。作風やスタイルが似ている程度では著作権侵害とはなりません。

 

②の依拠性に関しては、意見が分かれている部分です。著作物であるオリジナル画像がデータセットに含まれていた場合は参考にしたとして依拠性を認めるのか、AIによってオリジナルの著作物はパラメーター化されているので依拠性を認めないとするのか、答えが出ていない問題です。

4.画像生成AIをめぐる倫理の問題

画像生成AIは著作権の問題だけではなく、倫理的な問題とも関係があります。代表的なものはフェイク画像の問題です。ディープフェイクという、機械学習アルゴリズムの一つで、ディープラーニングを使用して2つの画像や動画の一部を交換させ、異なる画像や動画を生成する技術がありますが、世間で言われるディープフェイクは、フェイク画像や偽画像をイメージする方が多い言葉となりました。最近では災害被害が偽装されて拡散されたり、岸田首相のフェイクニュースが公開されるなど、新たな脅威となりつつあります。

また、画像生成AIを使ってポルノや生々しい暴力の映像が生成されている事例もあります。画像生成AI大手Midjourneyではガイドラインで「本質的に無礼・攻撃的・その他乱暴な画像」の生成を禁止したりと、悪用されないために対策を打つ企業も生まれています。

無断で有名人や一般の方の画像を利用しディープフェイクを作る行為は、パブリシティ権や肖像権、名誉権の侵害として法的責任を問われることもあります。

5.まとめ

画像生成AIは便利で今後様々な用途に利用されていく反面、権利の問題や、倫理的側面での問題など、多くの課題を抱えています。AIを適切に活用するためには仕組みの理解と、リスクを適切に把握し、モラルを持った行動が求められます。

画像生成AIを活用する目的の一つであるコンテンツ制作においても同様であり、携わる人にとって学ぶことは決して少なくありません。人の判断を必要とする部分について、経験のあるプロに相談することも解決策の一つと言えるでしょう。

今回は生成AIについての解説となりましたが、プリントボーイでは、企業のPRをする際の動画コンテンツや制作物全般について様々なご提案が可能ですのでお気軽にご相談ください。

ビジネスの成功に繋がる効果的な販促活動をサポートいたします。

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Sun, 04 Feb 2024 00:00:00 +0900
<![CDATA[【プロの撮影テクニック】風景と色のコントラストを楽しもう!│椿]]> https://bst.printboy.co.jp/branding/a111 創業50年の印刷会社が提案する「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!」シリーズVol.4

この記事はプリントボーイが創業より続けているアナログコミュニケーション、“お元気ですかはがき”のテーマと連動した記事となります。
「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!」シリーズでは、花や植物を題材に、プロカメラマンによる撮影テクニックをご紹介いたします。まさに花の魅力まで咲かせる、タメになるテクニックをお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください。
また、記事で紹介しました「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック」を “お元気ですかはがき”としてご希望のお客様のお手元にお届けいたします。記事とあわせてぜひご覧ください。

お元気ですかはがき 隔月受取希望のお客様はこちらから

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花や植物は静物のため、フレーミングしやすいものの、漫然と撮ると記録写真になりがちです。

しかし、ちょっとした工夫で一気に味のある作品にレベルアップするものでもあるため、初心者から上級者まで写真上達にもってこいの被写体といえるでしょう。
この記事では、椿を例に挙げながら、面白い撮影トリックについてご紹介します。

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  • DMや広告のデザインアイデアを探している方
  • 写真撮影に興味がある方
  • デザインで課題を解決したい方
  • 環境に配慮したデザインに興味がある方
  • ユニバーサルデザインに興味がある方

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  • 花の新しい楽しみ方がわかる
  • 伝わるデザインについてのヒントを得られる
  • 日本の四季や伝統についての知識が深まる
  • デザインや撮影のヒントが見つかる
  • 構図についての情報を得られる

▼「気軽に取り組むSDGs!」バックナンバーをまとめたこちらの記事もお楽しみください!


寒い時期に艶やかな花を咲かせ、日本人を虜にしてやまない美しい花、椿。椿の名前の由来は「艶葉木(つやはき)」から。寒い冬に咲くその姿は「忍耐」や「生命力」を象徴し、やがて訪れる春を心待ちにさせます。鑑賞用のほかに、薬や油、染色に使われるなど様々な場面で私たちを支えてくれています。しかし、椿は秋のうちからぽつぽつ咲き始め、翌年の5月頃まで咲き残る花期の長い花ではありますが、他の花と比べると季節が落ち着いたときに咲かせるため、撮影しても見栄えが良くないことも。

この記事では、色鮮やかな椿を例に挙げながら、魅力的に撮影するためのギミックについてご紹介します。椿以外にも、背景と主役の印象にズレを感じる場合にもご活用いただけるのでぜひご覧ください。

1.椿とは

今回テーマとして挙げた「椿」は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹です。庭木や垣根に植えることが多く、日本生まれの木といわれています。日本人になじみの深い椿は、古くから春の季語とされてきました。

鑑賞の目的以外でも、椿は多くの分野で役立てられてきました。開花直前の乾燥花は腸出血に聞くとされ、熱湯を注いで滋養・強壮、便秘改善に効果が見込まれます。また、種子から得られる椿油は、頭髪用や外用薬軟膏の基材、食用に使用されています。椿油の整髪料など、一度は見たことにある方も多いのではないでしょうか。含まれるオレイン酸には保湿力があることから、美容効果が高く、さまざまな化粧品にも使用されています。

また、椿は古くは染色にも使われた歴史があり、草木染めでよく使われていた「紫草」の媒染剤(定着材)として、椿を燃やした灰は欠かせなかった、といわれています。

そんな椿は、寒さが厳しい冬の中でも凛として咲き誇るその様子、また丈夫なこと、滋養に効果があることから、「忍耐や生命力の象徴」とされてきました。

2.環境によって写真から得られる印象は変わる


今回の撮影は、以前のコスモスぶりとなるロケ撮影です。

秋晴れのコスモスのロケ時とは違い、冬の寒さや雰囲気が伝わるように工夫をして撮影をしました。

今回撮影に選んだのは、曇り空が広がる真冬の朝です。

夏と冬では太陽の位置が違い、冬の方が夏よりも太陽が遠くにあります。

冬の模様を影の長さや濃さなどで表現することも可能ですが、冬の太陽の位置の表現は、写真上では季節の違いというよりも、朝日や夕日といった時間の違いに見えてしまうことがあります。

それでは冬らしさはどのように表現すればよいのでしょうか?

冬という季節は色合いが少しくすんでいるような印象があります。これは雪雲の曇り空、太陽が遠い季節だからこそ出てくる色合いです。

人間の目は、モノを見るとき、モノに反射した光を見て認識していますが、カメラも同じ原理で色を捉えています。

晴れ渡る空の下では鮮やかに、曇り空の下では彩度が下がってみえるように、カメラでもそれぞれの環境下で反射した光を捉えて画像に変換しています。

あえて曇り空である日を選んでロケをすることにより、写真での見た目を冬らしくしているのです。

3.色合いをカメラで設定する


引用:キャノンピクチャースタイル Picture Style 追加ダウンロード

しかし冬の曇り空の下で写真を撮ると、どうしても全体的に彩度が下がってしまい、冬らしさは表現できても、椿の鮮やかさや可憐さは表現しきれません。

そこで、カメラでの色合いの設定が重要になります。デジタルカメラ本体には、撮影時の色合いを調整する機能がついています。
現像というステップで出していた色合いやコントラストなどの調整を、カメラ本体で処理してくれているのです。
今回使用しているキャノン製のカメラには、「ピクチャースタイル」 という機能があります。これはメーカーによって機能の呼び方が違いますが、写真の写りを決める機能です。

シャープネスやコントラストなど様々な設定のなかに、色の濃さという項目があります。
今回はあえて選んだ曇り空の下で、この色の濃さという設定の数値を少し上げて撮影をしています。
それにより、写真全体のなかの寒々しい雰囲気を残しつつ、主役である椿の色合いを損ねることなく表現することができました。

4.椿らしく写すためのフレーミング

冬の椿の色合いが固まったところで、もう一つ大切なのがフレーミングです。

椿を撮る際に、花弁だけではなく、中心にあるおしべが見えること、深い緑が特徴的な葉とセットで写すことでより椿らしく写し出すことができます。

花のように小さなものを撮影する際には、基本的にマクロレンズを使用します。ただ、ズーム機構がないマクロレンズでフレーミングを行うためには、その構造上、自身が被写体に対し近づいたり離れたり、時にはカメラを構える高さまでも調整する必要があります。

今回の椿の場合は鉢植えや花壇に咲いているものではなく、高さのある木の枝上に咲く花であるため、撮影時には脚立や踏み台などを使用しました。ロケ撮影ではカメラやレンズ以外にも、このような撮影をサポートするための小道具を準備しておくことで、より撮影時の選択肢を増やすことにもつながるのです。

今回ご紹介したポイントは、「カメラの色合いで主役に魅力をプラス」でした。外でなおかつ曇り空だと、花以外を撮影してもぼやけた印象の写真になりがちです。コントラストを上げたり、色合いを調整したりすることで、「どの部分が主役か」はっきりした写真を撮影できます。外でのポートレートの撮影や商品撮影などでも流用できる手法のため、ぜひご活用ください!コンテンツの幅を広げるご参考になれば幸いです。

5.まとめ

今回の撮影は、コスモス以来の外での撮影でしたが、天候に左右されることもしばしば。しかしながら、天候も魅力の一部になり、コンテンツの幅も広がります。今回ご紹介したテクニックが、少しでも皆さまのご参考になれば幸いです。

プリントボーイでは、撮影はもちろん、以前のお元気ですかシリーズ「気軽に取り組むSDGs!」などもご紹介しております。お客様の様々な課題に対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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Wed, 31 Jan 2024 00:00:00 +0900
<![CDATA[企業がeラーニングを動画で制作するメリットやポイントを解説]]> https://bst.printboy.co.jp/seminar-event-support/a75 パソコンやスマートフォンなどのデバイスを使い、インターネット経由で学ぶ学習形式を指すeラーニング。インターネットの普及やIT技術の進歩により、多くの学校や企業などがeラーニングの導入を進めています。従来、eラーニングはパソコンやスマートフォンを使うものの、テキストや画像を中心とした教材が一般的でした。しかし、最近では動画や音声を使った教材、コンテンツも増え、今まで以上に効率的な学習が可能です。今回は、eラーニングに動画を用いるメリットや注意点、制作のポイントについてお伝えします。

◆目次

  1. eラーニングとは
  2. eラーニングに動画を用いるメリット
  3. eラーニングに動画を用いる際の注意点
  4. eラーニングの動画はどうやって制作する?
  5. 動画をうまく活用してeラーニングの成果を高めよう

 

1.eラーニングとは

【記事】2447_1.jpg

eラーニングのeとは、electronicの頭文字で、eラーニングは「電子的な学び」と訳されます。紙の資料やテキストを使った教材ではなく、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを用い、インターネット経由で電子テキストを使って学ぶのがeラーニングです。

新しい教育システムとして注目を集めるeラーニングですが、歴史は古く、2000年前後に一部の企業が社内研修にeラーニングを導入しています。しかし、最近のeラーニングが注目を集めている理由として挙げられるのは、教材がテキストや画像中心ではなく、動画や音声が中心になっている点です。

テキストや画像から動画、音声に変わった最大の理由は、スマートフォンの普及により、いつでもどこでも動画の視聴ができるようになった点でしょう。移動通信システムも4G(第4世代)から5G(第5世代)に移行しつつあり、さらに動画を快適に再生できる環境が見込めることから、今後、動画や音声を使ったeラーニングはさらに普及していくと予測されます。

動画を用いたeラーニングの主な種類には、次の4つが挙げられます。

  • 講師が画面の先にいる人に話しかける形で行う「セミナー形式」
  • 仕事の手順や業務システムの使い方などを説明する「マニュアル形式」
  • 社員の働く様子やインタビューなどをまとめた「ドキュメンタリー形式」
  • 商品やサービスの使い方や機能を紹介する「コマーシャル形式」

2.eラーニングに動画を用いるメリット

【記事】2447_2.jpg

企業が社員研修や教育において、eラーニングに動画を用いると、「テキスト教材よりも理解度が深まる」「コスト削減効果がある」のようなメリットが生まれます。具体的には次のとおりです。

2-1.テキスト教材よりも理解度が深まる

例えば、「業務システムの使い方」「顧客トラブル発生時の対応方法」「商品製造工程の流れ」などテキスト画像だけで伝えるのが難しい研修も、動画を活用すれば深く理解できるようになります。

また、テキストや画像のみの教材は、変化を付けるのが難しく単調になりがちです。単調になれば学習意欲も高まらず、深く理解するのも難しいでしょう。

動画であればBGMやテロップを使用により変化もつけやすく、繰り返し視聴も容易にできるため、より深く理解できる可能性が高まります。

2-2.コスト削減効果がある

社内や社外で行ったセミナーの内容を録画し、そのままeラーニングの教材として二次利用することが可能です。セミナー内容を文字起こししてテキスト教材をつくる手間もかかりませんし、全国にある事業者や支店に講師が出向いて講義をする必要もありません。講師代、交通宿泊費、会場費などもかからないため、大幅なコスト削減が可能です。

また、オフラインのセミナーの場合、場所や参加者によって話す内容が多少なりとも異なる場合もあるでしょう。しかし、動画であれば、いつでもどこでも誰もが同じ内容の研修を受けられるため、研修内容の均一化が図れるメリットもあります。

3.eラーニングに動画を用いる際の注意点

【記事】2447_3.jpg

eラーニングに動画を用いる際、注意すべき点は、「テロップを適切に挿入する」「映像や音声のクオリティを高める」「コンテンツごとに動画を切り分ける」「あらゆるデバイスで視聴できる形式で制作する」「手間をかけずに視聴できるようにする」「効果検証と改善を徹底する」などが挙げられます。それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。

3-1.テロップを適切に挿入する

動画はテキストと画像中心の教材に比べ、わかりやすく多くの情報を伝えられますが、わかりにくい部分にはテロップを入れて補足するとさらに伝わりやすくなります。動く姿とテキストの両方を同時に記憶できるため、理解度を深めるためにも適切なテロップの挿入は欠かせません。

3-2.映像や音声のクオリティを高める

映像が粗く肝心な部分がよく見えない、ノイズが多くうまく聞き取れないなどクオリティの低い動画では、学習意欲も高まらず、最後まで視聴しても理解が進まない可能性が高まります。動画制作をする際は、コストをかけてでも映像と音声のクオリティを高める必要があります。

3-3.コンテンツごとに動画を切り分ける

電子テキストや画像の教材は、修正がしやすく間違えている箇所や古くなった箇所だけの変更が可能です。しかし、動画は全体の撮影をし直さないと修正できない場合もあり、手間やコストがかかってしまう可能性があるでしょう。

解決策としては、例えば授業1コマ=1本の動画のようにまとめるのではなく、複数に切り分けて制作します。切り分けた箇所だけを修正すればよくなるため、毎回すべての動画を制作し直す必要はなくなり、手間やコストの軽減が可能です。また、短時間の動画は移動時間や電車の待ち時間などでも気軽に見られるため、受講率アップにもつながります。

3-4.あらゆるデバイスで視聴できる形式で制作する

Macでは見られるが、Windowsでは動画の形式を変換しないと見られない。パソコンでは見られるがスマートフォンでは見られないといった制限があると、せっかく制作した動画も見てもらう機会が減りかねません。基本的にどのデバイスを使っても同じように見られるよう制作することが重要です。

3-5.手間をかけずに視聴できるようにする

社員によってITリテラシーに差がある場合、動画のeラーニングを見られる社員と見られない社員で差が生まれてしまいます。どの社員でも簡単に見られるようにするには、誰もが簡単に操作できる動画プラットフォームを活用することが重要です。例えば、利用経験者が多いと思われるYouTubeを使うのも一つの方法でしょう。

3-6.効果検証と改善を徹底する

高い学習効果が見込める動画のeラーニングだとしても、制作したまま改善をしないようでは高い効果も見込めません。利用状況の効果検証は必ず行い、その結果から常に改善を徹底する必要があります。

例えば、YouTubeでは動画ごとの平均視聴時間や再生率も確認できるため、テキスト教材に比べ、より明確な改善も可能です。

4.eラーニングの動画はどうやって制作する?

【記事】2447_4.jpg

eラーニングの動画は、セミナー形式であればセミナーをそのまま録画するだけでも制作可能ですが、細かく切り分けたり、つないで見やすくしたりするには、編集技術が求められます。また、受講率をアップさせるためには、高いクオリティが必要になるため、動画制作経験やノウハウがないと難しいでしょう。

受講率をアップさせる動画を制作したい場合は、動画制作のプロに相談するのがおすすめです。コンテンツ制作は自社で行い、実際の動画制作はプロに依頼する形のほうが、高いクオリティの動画制作が可能になります。

5.動画をうまく活用してeラーニングの成果を高めよう

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5Gが普及しつつある今、外出先でも遅延なくスムーズな動画再生が可能になっています。以前であれば、敷居の高かった動画でのeラーニングも5Gの普及に合わせ、本格的に導入が進んでいくでしょう。

動画によるeラーニングは、テキスト教材に比べてスマートフォンが1台あれば受講可能なうえ、短い動画を増やせば隙間時間に気軽に視聴できます。特にマニュアル系やドキュメンタリー系は動画だからこそより伝わるコンテンツを制作できますが、慣れていないと難しい面もあるでしょう。

そこでおすすめなのが、外部の専門業者への依頼です。プリントボーイは、50年以上の研修・セミナーの業務運営アウトソーシング経験から育まれた技術力とノウハウがあり、専用のスタジオで受講率をアップさせるeラーニング動画の制作を可能にします。eラーニングで動画活用を検討しているのであれば、ぜひ、お気軽にご相談ください。

プリントボーイでは、セミナー・研修会運営支援サービスを提供しております。オンラインイベントの実績も豊富なため、ご興味のある際は、実際に弊社が運営するスタジオ、「ICHIGO ICHIE DIGITAL」の利用や資料ダウンロードをお願いします。

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BST編集部 
業務改善のお役立ちメディア「BST」の編集部です。動画制作やコンテンツ作りはプリントボーイにお任せください。
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Wed, 20 Dec 2023 00:00:00 +0900
<![CDATA[【プロの撮影テクニック】繊細な主役から気付かない魅力を引き出そう!シクラメン]]> https://bst.printboy.co.jp/branding/a115 創業50年の印刷会社が提案する「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!」シリーズVol.3

この記事はプリントボーイが創業より続けているアナログコミュニケーション、“お元気ですかはがき”のテーマと連動した記事となります。
「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!」シリーズでは、花や植物を題材に、プロカメラマンによる撮影テクニックをご紹介いたします。まさに花の魅力まで咲かせる、タメになるテクニックをお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください。
また、記事で紹介しました「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック」を “お元気ですかはがき”としてご希望のお客様のお手元にお届けいたします。記事とあわせてぜひご覧ください。

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花や植物は静物のため、フレーミングしやすいものの、漫然と撮ると記録写真になりがちです。

しかし、ちょっとした工夫で一気に味のある作品にレベルアップするものでもあるため、初心者から上級者まで写真上達にもってこいの被写体といえるでしょう。
この記事では、シクラメンを例に挙げながら、面白い撮影トリックについてご紹介します。

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  • DMや広告のデザインアイデアを探している方
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▼「気軽に取り組むSDGs!」バックナンバーをまとめたこちらの記事もお楽しみください!


シクラメンが日本に入ってきた時期は明治時代。 和名は『篝火花(かがりびばな)』といい、その花弁の形が小さな松明の炎に似ているところからそう呼ばれています。

寒い冬を優しく彩るシクラメンの一番の魅力は鮮やかな花色と形の種類の多さ。花色は赤・白・ピンクが主流ですが、近年では品種改良が進んだことで黄色・紫・グラデーションなどの珍しい色を持つものも増えてきました。しかし、シクラメンの花は小ぶりで、工夫して撮影しないと主役として映えないことも。

この記事では、シクラメンを例に挙げながら、魅力的に撮影するためのギミックについてご紹介します。

1.シクラメンとは

今回テーマとして挙げた「シクラメン」は、サクラソウ科シクラメン属の多年草です。「Cyclamen」は、円を意味する古代ギリシア語が由来です。円盤状の球根の形、もしくは、花茎が受粉後に螺旋状に曲がることから円を意味する言葉がもとになりました。

冬に鮮やかな花を咲かせるシクラメンは、多くの別称をもっています。
古来は「アルプスのスミレ」「ソロモン王の王冠」とも称され、球根を食す文化もありました。しかし、日本に渡日してからは、球根が豚の好物であったことから呼ばれていたヨーロッパでの別称「豚のパン」をもじって「豚のまんじゅう」とも呼ばれていました。この和名と綺麗な花とのずれが大きく、新しい和名を考えた植物学者が、NHK連続テレビ小説でも生涯が取り上げられた植物学者・牧野富太郎 氏です。彼は、ある貴婦人が「これはかがり火の様な花ですね」とつぶやいたことから、「篝火花(かがりびばな)」と名付けました。
現在は冬を楽しませてくれる花の一種として、「冬の貴婦人」「冬の鉢花の女王」「冬化粧」などとも 呼ばれて愛されています。

2.小さな被写体を撮るためには

撮影に使用したガーデニングシクラメンは花びらが小さく、指の先ほどの大きさしかありません。このような小さく、細かな被写体を大きく見えるように撮影するには、大きく2種類のアプローチがあります。
一つ目は 、解像度の高い大きなサイズの写真を撮って、それを拡大・トリミングするという方法です。写真機の画素数が高ければ、写真の中の使いたい部分をクローズアップしても、鑑賞に堪えられる解像度で写真を生み出すことができます。
しかしこの方法では、拡大をすることが前提のため、撮った瞬間には写真の良し悪しや仕上がりを判断しにくく、撮影後の編集が前提になってしまうので写真を生み出すまでにかなり時間がかかってしまいます。
また、レンズにはそれぞれ「撮影最短距離」という、どれくらい被写体にピントを合わせて近づけるかという「距離」があります。これにより被写体までの距離に制限が生まれるため、一定の距離を空けて撮影をしなければなりません。
カメラの解像度によっては、撮影時に思い描いていた拡大やトリミングに耐えられない可能性もあります。拡大やトリミングに耐える高画素での撮影が叶っても、レンズが実際に被写体に近づくことが出来ていない以上、迫力や奥行などを表現することが難しくなります。

3.マクロ撮影とは?

そこで、今回活用したテクニックが、二つ目の方法「マクロ撮影」です。マクロ撮影とはマクロレンズという特殊なレンズを用いて行う撮影で、小さな被写体でも大きく撮影することが可能な手法です。一般的なレンズとは異なり被写体までの撮影最短距離も短く、文字通り「接写」することができます。皆さんも見たことがある小さな昆虫の写真などは、このマクロレンズを使用して撮影されています。

 

【撮影ポイント】
今回のマクロ撮影にもいくつかポイントがあります。小さな被写体でも大きく撮影できるとても優秀なマクロレンズ。それゆえに普段は気にならないサイズのホコリや髪の毛のような小さなものも、マクロ撮影ではとても大きな障害物として写真に写り込んでくることも。そのため、撮影時にはより細部に注意して、被写体のゴミや周囲のホコリなどを取り除くことが大切です。

また、面白みのあるダイナミックな表現が可能になるがゆえに、撮影のアングルや構図の発想などはマクロレンズを通して探ることも大切です。デジタルカメラでの撮影はHDMI等で外部モニターに映像を出力できるため、大きなモニターにマクロレンズを通して見える世界を映しながら撮影を行いました。それにより、今回のように花びらだけに注目するのではなく、小さなつぼみの部分やまっすぐに伸びる茎の部分にも着目し、構図を決めることが出来ました。

ライティングについても、秋~冬にかけた、太陽が遠くから降り注いでいるような距離感の光を意識して作り、トップからの優しい光で表現しています。冬本番に向けて、寒さの中でも咲き誇る優雅な写真に仕上がりました。

4.まとめ

マクロ撮影のメリットは主に下記3点です。

  • 被写体に寄って撮影できる
  • 解像度が高く質感の表現が得意
  • 単焦点レンズとしても使える

また、「被写体を大きく撮影できるだけ」と思われがちなマクロレンズですが、「背景をぼかす」「高解像度」といった、大きな付加価値も付いており、あらゆるジャンルで良い写真を撮ることが可能です。コンテンツの幅を広げるご参考になれば幸いです。

プリントボーイでは、撮影自体はもちろん撮影した写真を魅力的に見せるパンフレットやDMWEBサイトなどのコンテンツづくり、視聴効果の高い動画づくりも行っております。

お気軽にご相談ください。

 

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Mon, 04 Dec 2023 12:00:00 +0900
<![CDATA[【プロの撮影テクニック】主役が引き立つ撮影を!|コスモス]]> https://bst.printboy.co.jp/branding/a105 創業50年の印刷会社が提案する「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!」シリーズVol.2

この記事はプリントボーイが創業より続けているアナログコミュニケーション、“お元気ですかはがき”のテーマと連動した記事となります。
「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック!」シリーズでは、花や植物を題材に、プロカメラマンによる撮影テクニックをご紹介いたします。まさに花の魅力まで咲かせる、タメになるテクニックをお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください。
また、記事で紹介しました「魅力を咲かせるプロの撮影テクニック」を “お元気ですかはがき”としてご希望のお客様のお手元にお届けいたします。記事とあわせてぜひご覧ください。

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花や植物は静物のため、フレーミングしやすいものの、漫然と撮ると記録写真になりがちです。

しかし、ちょっとした工夫で一気に味のある作品にレベルアップするものでもあるため、初心者から上級者まで写真上達にもってこいの被写体といえるでしょう。
この記事では、コスモスを例に挙げながら、面白い撮影トリックについてご紹介します。

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秋口になると咲き出すコスモス。実はメキシコ生まれということをご存知ですか?コスモスは標高1,600m~2,800mの高原地帯が原産地で、暑さには強くありません。夏の終わりから秋にかけての涼しい気候を好む花です。その語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味の「Kosmos, Cosmos」だといわれています。

このことから、星がきれいに揃う宇宙のことを、cosmosと呼ぶようになり、スペイン出身のマドリッド王立植物園園長、アントニオ・ホセ・カバニエス神父が名付けました。コスモスの花びらが整然とバランスよく並んでいるその姿は、秩序によって調和を保っている宇宙のようにも見えますね。

1.コスモスが「秋桜」と呼ばれるわけ

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前述の通り、コスモスは明治の時代に日本に渡来した外来種です。そのため、和名が「秋桜」であっても、「コスモス」とは読みません。しかし、日本に古くからある「女郎花(おみなえし)」や「百日紅(さるすべり)」などは、当て字の漢字があり、古くは万葉集や古今集などでも詠まれています。

では、なぜ「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのでしょうか。昭和の時代に流行した、あの名曲により、「秋桜」と書いて「コスモス」と読むことが定着したと言われています。

その楽曲とは、1977年(昭和52年)にリリースされた山口百恵の楽曲『秋桜』が大ヒットしたことにより、読み方が定着したと言われています。
作詞・作曲を務めた、さだまさしが曲のタイトルと歌詞の中で「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませたことが最初です。元来は「あきざくら」と呼び、花弁が桜に似ていることが由来です。

2.コスモスを魅力的に撮るために

ここからは、今回撮影したカメラマンより、撮影時にどんなことを意識したのか、どんなセッティングだったのかをご紹介させていただきます。
ピンクのイメージが強いコスモスですが、花弁が黄色い「黄花コスモス」という品種が存在します。今回のお元気ですかはがきでは、黄花コスモスを被写体に撮影しました。

2-1.お花畑は撮り方によってはとても残念になってしまう題材・・・

室内で外の雰囲気を演出して撮影した前回のマリーゴールドとは異なり、今回は念願のロケ撮影。広大な空間から最高のカットを見つけ作り出す、足で取りに行く撮影です。
この度選んだ撮影地では、人の背丈ほどもあるコスモスが群生しており、撮り方を間違えてしまうと、生い茂る草に囲まれているような印象の写真になってしまいます。

また、一つの花びらを狙って撮ろうにも、群生するコスモス同士が重なってしまい、どの花が主役かわからない、散漫な印象の写真になってしまいます。
そこで今回活用したテクニックが、カメラの「被写界深度」の仕組みを利用した撮影です。

なかなか聞きなれない言葉ですが、皆さんもよく知っている写真用語で説明ができます。

2-2.ピントを合わせること、外すことで主役を明確に

「ピンボケ」という言葉を皆様も一度や二度、使ったことがあるのではないでしょうか。
ピントがボケている、という状態を示す略語です。

ではこの「ピントが合っている、ボケている」という状態は、いったいどういう状態を指すのでしょうか。

ピントというのは、カメラのレンズについている「フォーカスリング」という部分を動かすことで、位置を前後に調整することができます。
一部特殊なレンズを除き、ピントの位置は基本的にはレンズ面に対し、並行な状態で前後します。

重要なのはこの「ピントが前後する」という点です。ピントは前後には動いても、上下左右には(特殊なレンズをのぞいて)動くことがありません。
これは、カメラのピントが点ではなく、面であるからです。

前述の通り、カメラのフォーカスリングを動かすことにより、この面が前後に動きます。
では、ピントが面だとすると、どこまでの範囲にピントが合うのでしょうか。

ここで登場するのが、被写界深度という考え方です。
ピントを面とした場合、被写界深度とはその面の深さ、浅さと考えてもらえれば、わかりやすくなります。

DSC08798.jpg

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写真に写したいものが、この被写界深度の領域から飛び出してしまうと、ピントが合っていない、ボケている写真になります。
つまりピントを合わせるとは、この被写界深度の領域の内側に、写したいものを置くということです。

今回の場合、群生するコスモスの中から一つの花に主役を定めるため、主役と決めた花の厚み分にのみピントが合うように、被写界深度の深さを設定しました。
これにより、背景に広がるコスモスを感じつつ、主役が引き立つ写真を撮影することができるのです。

3.まとめ

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いかがでしょうか。

コスモスに関わらず、写真を撮影する際には主役を決めて撮影をし、メリハリをもたせることでより魅力的にうつります。

プリントボーイでは、撮影はもちろん、以前のお元気ですかシリーズ「気軽に取り組むSDGs!」などもご紹介しております。お客様の様々な課題に対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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BST編集部
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Wed, 27 Sep 2023 00:00:00 +0900