前回、LP(ランディングページ)について「売れるLPにするための7つのステップを解説!」をご紹介しました。
今回は、LPについての第2弾の記事となります。LPを制作するのであれば、効果を最大化したいところ。
そこで本記事では「成功するLPの極意!LP制作のポイントを徹底解説」します。
◆目次
1.LP制作で効果を最大化するための7つのポイント
LP制作でのポイントは以下になります。今回は、それぞれ解説していきます。
1. 目的を明確にする
2. ストーリー性を意識する
3. 集客の計画を練る
4. 常にお客様目線にする
5. ファーストビューを重視する
6. 更新しやすい仕様にする
7. LPOとPDCAを繰り返す
1-1.目的を明確にする
LPの制作において、まずは目的を決めることが最も重要です。
LPを訴求したいターゲットを明確にし、自社の商品やサービスを通じて、どのような成果を達成したいのかを基準にしながら、目的を明確にしていきましょう。
目的が明確になっていないと、社内やチームで目的が共有されず方向性がずれてしまいます。
同じ方向に向かって成果を得るためにも、初めに目的や目標を決めてから作成するようにしましょう。
たとえば、ブランディングを目的にLPを制作する際には、目を引くキャッチコピーやスローガンをLPの上段に設置し、訪問してくれるお客様の興味を引かせましょう。
また、会社の歴史、ミッション、ビジョンを簡潔に紹介するのも一つです。
販売促進を目的にLPを作る場合には、購入してくれたお客様からの口コミの掲載や、購入ボタンを設置するなどが必要です。
目的に合わせてLPに入れる内容が異なりますので、何を目的にするのか決めて内容を検討していきましょう。
1-2.ストーリー性を意識する
LPにはストーリー性を持たせましょう。ページに訪れるお客様候補の悩みに沿って、悩みが解決される内容になっていることが大切です。
また、LP制作で心がけたい形式として、「共感」「ベネフィット」「実績や事例」「お客様の声」「特典」「クロージング」という基本型があります。
基本型を意識して作成すると、自然な流れで一貫性を保つことができるため、この形式を作っておくと良いでしょう。
1-3.集客の計画を練る
ページに訪れてもらうための集客を意識し、計画的に進めましょう。
例えばリスティング広告、SNS拡散、SNS広告などを活用し、どのように集客するかを計画しながら常に更新していくことが大切です。
たとえば、購入を促進するLPはどの広告媒体で表示させるのか、購入してもらいたいターゲット層が多くいる媒体を選べているのかによっても、LPの効果は変わってきます。
どの媒体に掲載すると効果が最大化できそうなのか、競合他社はどんなLPをどの媒体に表示させているのかなど、リサーチを行ってから掲載するようにしましょう。
1-4.常にお客様目線を意識する
構成・デザイン・情報は、すべてお客様目線で考えていきましょう。
企業としては、スペックや特徴などを伝えたくなりがちですが、お客様が求めているのは課題解決や満足させてくれる商品やサービスなのかどうかという点です。
盛り込む際のポイントについては、客観的な視点でどんな情報があれば興味を持つのかなど、自分がユーザーになったつもりでLPを読んでみることも大切です。
たとえば、価格の情報が載っていた方が社内検討しやすいですし、他社との比較情報などもある方が、お客様が検討する際のリサーチ時間が省くことができます。
どんな情報があればお客様が購入したいと思うのか、常にお客様目線を意識して内容を検討していきましょう。
また、「ウェブアクセシビリティ」の観点でも、お客様目線を意識することが大切です。
「ウェブアクセシビリティ」への注目が高まっている背景としては、「障害者差別解消法」の法改正の中で「合理的配慮の提供」が義務化されたことも影響しています。
(出典:政府広報オンライン( https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202310/2.html ))
※ウェブアクセシビリティについてご興味がある方は以下の記事をご覧ください。
▼ウェブアクセシビリティに関する記事はこちら
ウェブアクセシビリティとは?対応すべき4つの理由
1-5.ファーストビューを重視する
LP制作の際は、ファーストビューを意識しましょう。ファーストビューとは、ページを開いて最初に目にする部分のことです。LPの場合、1ページのみの構成なので、ブラウザで一画面に表示される部分となります。前提として、LPでのファーストビューでの直帰率は約70%とされているため、ここでお客様の興味が沸かなければ離脱されてしまいます。
LPの離脱の防止策として、最も知りたがっている情報とメリットを冒頭に盛り込んだ作りを意識し制作しましょう。
1-6.更新しやすい仕様にする
LPは更新しやすい仕様で作りましょう。デザイナーやエンジニアでしか更新できない高度な仕様にすると、担当者が退職したり引継ぎがうまく出来なかった場合は、新しい担当者が手を加えることができず余計な手間がかかります。長期的に運用し続けるためには、特定の人しか更新できないという仕様ではなく、簡単に誰でも操作や更新ができる仕様にすることがおすすめです。
更新しやすくするためには、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の活用も一つの手です。CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは、ウェブサイトのコンテンツ(テキスト、画像、動画など)を管理し、更新するためのシステムのことを指します。CMSを使用することで、専門的な知識がなくてもコンテンツの追加や修正が簡単に行うことができ、運用の効率が大幅に向上するのでおすすめです。主なCMSのメリットは、以下のようなものがあります。
●使いやすい
専門的な知識がなくても直感的に操作できるため、誰でも簡単にウェブサイトを更新できます。
●効率的なコンテンツ管理ができる
複数のユーザーでコンテンツを管理・更新できるため、チームでの運用がしやすくなります。
Webサイトの更新を簡単かつ効率的に行うことができるため、CMSを活用することもおすすめです。
ホープン(旧社名:プリントボーイ)では、CMSの活用についても、ご提案が可能ですのでお気軽にご相談ください。
1-7.LPOとPDCAを繰り返す
LPは一度作って終わりではありません。掲載後の状況を踏まえて、改善を繰り返していくことが重要です。
その際には、PDCAサイクル(PLAN・DO・CHECK・ACTION)を踏まえて、数値観測を繰り返していきましょう。
LPO(ランディングページ最適化)として、アクセス解析、仮説の検証、テストの実行、改善を行い、LPの精度を高めながら効果的なLPにしていくことが大切です。
2.まとめ
今回LPについての第2弾として、「成功するLPの極意!LP制作のポイントを徹底解説」をご紹介いたしました。
LPの制作において、今回ご紹介した7つの要素は大変重要です。また、LPの効果を最大化するには一度作って終わりではなく、
掲載後の状況を踏まえながら、修正を行うことも大切です。より良いLPになるよう改善を行っていきましょう。
また、LPは同業者が更新するものなども参考にしながら、自社の強みも考慮して、実際に制作することもおすすめです。
LPの制作については、内製するか、外部の専門業者に依頼をするかという選択肢がありますが、効果を最大化するLPの制作に外部業者を活用することも一つの選択肢です。
ホープン(旧社名:プリントボーイ)では、お客様が訴求されたい内容を踏まえてLPを制作することもご支援できますので、お気軽にお問い合わせください。
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