キャラクターブランディングとは?「ゆい吉」の取り組みを例に解説

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公開日:2025/02/18 更新日:2025/02/19
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キャラクターブランディングとは?「ゆい吉」の取り組みを例に解説

昨今、企業のマーケティング戦略として「キャラクターブランディング」が注目を集めています。
親しみやすいキャラクターを活用することで、ブランドの認知度向上やファンの獲得につながり、企業の魅力を最大限に引き出すことができます。

本記事では、キャラクターブランディングのメリットや活用方法について、株式会社ホープンが運営する
「ゆい吉 こころ結ぶ雑貨店」のキャラクター『ゆい吉』を活用した、オリジナル商品制作の事例を元に解説します。
キャラクターブランディングを検討しているマーケティング担当者の方などは、ぜひご覧ください。

▼ゆい吉の店舗情報(Googleマップ)はこちら
 ゆい吉 こころ結ぶ雑貨店 

◆目次

    1. キャラクターブランディングとは?
    2. キャラクターブランディングをすべき3つのメリット 
      1. ブランドの認知度向上
      2. ファンの獲得・リピーターの増加
      3. ブランドの独自性と差別化
    3. キャラクターブランディング推進のための3つのポイント
      1. ブランドの世界観を統一する
      2. ターゲット層を明確にする
      3. オリジナルグッズやノベルティを制作する
        1. カレンダー
        2. マグカップ
        3. 封筒・便箋(おたよりせっと)
        4. アクリルキーホルダー
        5. 紙クリップ
    4. まとめ

1.キャラクターブランディングとは?

1.キャラクターブランディングとは?
キャラクターブランディングとは、企業やブランドが独自のマスコットキャラクターを活用し、ブランドイメージを確立・強化するマーケティング手法の一つです。
ロゴやブランドカラーと異なり、キャラクターには感情的なつながりを生み出し、顧客との関係性を深める力があります。

2.キャラクターブランディングをすべき3つのメリット

キャラクターを活用したブランディングには、以下のようなメリットがあります。

2-1.ブランドの認知度向上

ブランドの認知度向上
キャラクターは、企業や商品の「顔」として機能し、視覚的なインパクトを与えることでブランドの認知度を飛躍的に高めることができます。
特に、色や形、表情に特徴を持つキャラクターは、広告やパッケージデザインに活用することで、一目見ただけでブランドを連想させる効果があります。

また、キャラクターは、ストーリー性や個性を持たせることで、単なるロゴや企業名よりも消費者の記憶に残りやすいという強みがあります。
例えば、キャラクターが特定の価値観や世界観を象徴することで、企業のメッセージやブランドの特徴を分かりやすく伝えることができます。

さらに、このキャラクターがSNSや動画コンテンツなどのデジタルマーケティングと組み合わさることで、その影響力はさらに拡大し、消費者同士のシェアや口コミによってブランドの認知が広がるという効果も期待できます。

2-2.ファンの獲得・リピーターの増加

キャラクターは、単に企業のシンボルとして機能するだけでなく、ブランドと消費者の関係性を深める重要な役割を果たします。
親しみやすいキャラクターを通じて感情的なつながりを作ることで、消費者はブランドに対して「共感」や「愛着」を持ちやすくなり、結果として長期的なファンへと成長する可能性が高まります。
特に、キャラクターを軸にしたストーリー展開やコンテンツマーケティングは、ブランドへの興味を持続させる効果があります。

例えば、SNSなどでキャラクターが登場するコンテンツを定期的に発信することで、ファンとの接点を増やし、ブランドへのロイヤルティを高めることができます。

また、キャラクターを活用した限定グッズは、リピーターを生み出す強力な施策となる可能性が高く、ブランドとの長期的な関係を築くことができます。

2-3.ブランドの独自性と差別化

市場には多くの競合ブランドが存在する中で、キャラクターはブランドの「独自性」を際立たせ、他社との差別化を図る強力な要素となります。
単なる認知度向上だけでなく、消費者に「このブランドならではの価値」を印象づけることで、競争の中で優位に立つことができるといわれています。

特に、キャラクターには企業の理念や世界観を視覚的・感覚的に伝える力があります。
例えば、環境保護を重視する企業が「エコ」をテーマにしたキャラクターを前面に出せば、企業の持つメッセージが明確になり、消費者との共感を生みやすくなります。
また、高級感を売りにするブランドであれば、洗練されたデザインのキャラクターを活用することで、ブランドの品格を視覚的に強調することも可能です。

さらに、キャラクターはブランド体験を向上させ、消費者の記憶に残りやすくするともいわれています。
同じカテゴリの商品やサービスが多数ある場合でも、キャラクターを軸としたユニークなストーリーやデザインがあることで「このブランドを選びたい」と思わせるきっかけになります。

例えば、企業の公式SNSでキャラクターがブランドの情報を発信することで、無機質な広告よりも親しみやすく、ブランドの個性を際立たせることができます。

このように、キャラクターを戦略的に活用することで「このブランドならではの魅力」を強調し、他社にはないユニークなポジションを確立することができます。
さまざまなメリットがあるため、キャラクターを取り入れてみてはいかがでしょうか。

3.キャラクターブランディング推進のための3つのポイント

キャラクターを活用したブランディングを推進するには、以下がポイントと言われています。
単にキャラクターを作るだけではなく、戦略的に運用していくことが大切です。

3-1.ブランドの世界観を統一する

キャラクターブランディングを推進するためには、ブランドの世界観と一貫性を持たせることが不可欠です。
デザインやストーリーに統一感がないと、消費者に混乱を与え、キャラクターとブランドのつながりが弱くなってしまいます。

〇世界観を統一するためのポイント


①キャラクターデザインをブランドイメージに合わせる

 キャラクターの色・形・表情・服装などは、ブランドのメッセージやコンセプトと一致させることが重要です。
 例えば、高級感のあるブランドならシンプルで洗練されたデザイン、親しみやすいブランドなら可愛らしい
 タッチのデザインが適しているため、ブランドイメージに合った色などを選定していくようにしましょう。

 ▼ブランドイメージに合わせてどの色を活用した方がいいのか、気になる方はこちらの記事をご覧ください。
  「カラーブランディング」とは?ブランドカラーが与える色の効果を解説!

②ストーリーや設定を一貫させる

 キャラクターに背景やストーリーを持たせることで、より深みのあるブランド体験を提供できます。
 例えば、「環境保護」をテーマにするなら、キャラクターが自然を守る役割を持つ設定にするなど、
 ブランドメッセージと結びついたストーリーを作るのがおすすめです。

③商品やSNSなどで統一したイメージで展開する
 キャラクターをブランドのシンボルとして活用する際、Webサイト、SNS、パッケージデザイン、
 CMなど、あらゆる場面で統一したイメージを使用することが大切です。
 これにより、消費者はキャラクターを見るだけでブランドを想起しやすくなります。

3-2.ターゲット層を明確にする

キャラクターを作成する際は、「誰に向けたブランドなのか」を明確にすることが非常に重要です。
ターゲット層が不明確だと、キャラクターのデザインや発信するメッセージがぶれてしまい、
訴求力が弱まってしまいます。例えば、ターゲット別に訴求するキャラクターは以下が好まれる傾向があります。

〇ターゲット層別のキャラクター戦略の例


・子供向け(3~12歳)

 可愛いデザイン・明るい色使い・シンプルな形状が効果的

・若年層向け(10代~20代)
 トレンドに敏感でSNS映えするキャラクターが好まれる

・ビジネス向け(30代以上)
 落ち着いたデザイン・ストーリー性のあるキャラクターが適している

ターゲット層が明確になることで、キャラクターのデザインやマーケティング戦略が
より具体的になり、ブランドと消費者のつながりを強化できます。

3-3.オリジナルグッズやノベルティを制作する

キャラクターを活用したオリジナルグッズの制作は、ブランドの認知拡大やファンの定着には欠かせない要素です。
特に、実用性の高いグッズは消費者の日常に溶け込みやすく、長期的なブランドの訴求につながります。

〇オリジナルグッズ・ノベルティ展開の例

①カレンダー
 ゆい吉オリジナルカレンダー
日常で使いやすく、長期間ブランドを意識してもらえる
日常で使いやすく、長期間ブランドを意識してもらえるカレンダーは、毎日目にするアイテムのひとつ。
デスクに置いてもらうことで、一年間を通してブランドを印象付けることができます。

*ポイント
 ・長期間使用されるため、持続的なブランド訴求が可能
 ・企業ロゴやコンセプトをデザインに反映しやすい
 ・イベント情報や特典などを掲載することで販促効果も期待できる

②マグカップ
 ゆい吉オリジナルマグカップ
オフィスや家庭で活躍し、実用性が高い
マグカップは、仕事中のコーヒーブレイクや家庭でのティータイムに欠かせないアイテムで、
日常的に使用されることで、ブランドの存在感を高めることができます。

*ポイント
 ・毎日使うアイテムなので高いプロモーション効果
 ・デザインの自由度が高く、企業カラーを活かしやすい
 ・限定デザインやノベルティとしての価値も向上

③封筒・便箋(おたよりせっと)
 ゆい吉オリジナルレターセット(おたよりせっと)
受け取った人にもブランドの魅力が伝わる
オリジナルの封筒・便箋は、手紙を通じてブランドの世界観を受け取った方にも伝えることができるアイテムです。
様々なシーンで想いを伝えるプレゼントとして活用いただくことで、ブランドの認知拡大につながります。

*ポイント
 ・ブランドのロゴやイメージカラーを取り入れることで、オリジナル性の高いデザインが可能
 ・手紙を書くたびにブランドを意識してもらえるため、持続的なプロモーション効果が期待できる
 ・カジュアルなテイストから高級感のある仕様まで、ターゲットに合わせたデザインが可能

▼「おたよりせっと」の制作秘話についてデザイナーにインタビュー記事は以下の記事をご覧ください。
 「ゆい吉おたよりせっと」誕生!開発秘話と想いに迫る

④アクリルキーホルダー

 
 ゆい吉アクリルキーホルダー
手軽に持ち歩けるので、ブランドの認知拡大につながる
アクリルキーホルダーは、バッグや鍵に付けることで日常的に持ち歩くことができ、
ブランドのロゴやキャラクターを手軽にアピールできるアイテムです。

*ポイント
 ・小型で持ち運びしやすく、手軽に配布可能
 ・カジュアルなデザインから高級感のあるものまで幅広く展開可能
 ・コレクション性があり、複数種類を制作するとファンの購買意欲が高まる

⑤紙クリップ
 ゆい吉オリジナル紙クリップ
オフィスや自宅などで活躍し、遊び心のあるデザインが可能
紙クリップは、書類整理やメモを挟むのに役立ち、特にビジネスシーンで活躍するアイテムです。
実用性が高く、ユニークなデザインにすることで印象に残りやすくなり会話にもつながりやすい傾向があります。

*ポイント

 ・ユニークな形状やカラーリングで話題性を生みやすい
 ・サイズも小さいのでかさばらず、ノベルティとしても配布しやすい
 ・企業の文房具として活用すれば、社内外のブランディングにも効果的

※こちらは、「ゆい吉」のキャンペーンでお配りしましたが、「可愛い!」と大変好評でした。

▼「ゆい吉」のキャンペーンに関するプレスリリースはこちら
 <年始1/4~1/13までの特別企画>「ゆい吉オリジナル紙クリップ」 プレゼントキャンペーンのお知らせ【ゆい吉 こころ結ぶ雑貨店】

4.まとめ:キャラクターブランディングでブランドを確立しましょう

今回は弊社ホープンの「ゆい吉 こころ結ぶ雑貨店」の「ゆい吉」の事例を踏まえてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
キャラクターブランディングは、企業やブランドの個性を際立たせ、消費者との強い結びつきを生み出す有効な手法として、ブランドの認知度向上、ファンの獲得、競合との差別化を実現することができます。
今後のマーケティング戦略の一環として、独自のキャラクターを活用した「キャラクターブランディング」を取り入れていただき、ファンマーケティングによって、ブランドの魅力を推進していくのはいかがでしょうか?

今回、事例としてご紹介いたしました、ゆい吉の店舗にもぜひお越し頂けましたら幸いです。

▼ゆい吉の店舗情報(Googleマップ)はこちら
 ゆい吉 こころ結ぶ雑貨店

ホープンでは、ブランディングのためのキャラクター制作や、オリジナルノベルティの制作も承っております。
ブランディングのためのノベルティやオリジナルグッズの制作などにご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。



▼関連情報(ゆい吉プレスリリース)


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