この記事は、展示会に関するシリーズの第2弾です。前回は「BtoBマーケティングには展示会出展が有効!展示会出展における5つのメリット」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
展示会出展には様々な準備が必要となりますが、「1.オペレーションに関する準備」と、「2.展示会の集客に必要な準備」に大きくは分けられます。
この記事では、それぞれの段階で準備すべき10のポイントをご紹介いたします。
展示会に過去ご出展された方も、今後展示会出展をご検討されている方も、本記事をお役立てください。
◆目次
1.オペレーションに関する準備
それでは以下に、オペレーションに関する準備を6点ご紹介いたします。
1-1.どの展示会が自社のターゲットにマッチしそうか調査し決定する
展示会は、経営者をターゲットにしたものや、人事をターゲットにしたものなど、様々な種類があります。
そのため、自社として接点を持ちたいターゲット層が多く来場しそうな展示会があるのか調べましょう。
出展する展示会を検討する際には、自社が属する業界やターゲット、開催時期、費用を考慮し、最適な展示会を選ぶことが大切です。
しかし、展示会のブースには上限があるため、参加したい展示会があれば早めに申し込みを行いましょう。
出展の際には、ブース位置によって集客のしやすさが異なります。そのため、人目に触れやすい場所を確保するためにも、迅速に判断しましょう。
1-2.ブースの設計と施工を行う
企画内容に基づいて、ブースの設計、装飾、レイアウトを決定しましょう。限られたスペース内で最大限の効果を発揮するよう、当日の運営イメージを具体的に考案することが大切です。
展示会の出展にあたり、ブースに設置するもの、ブース床の色、モニターやPCの準備など、ブースに展示するものも検討していく必要があります。
展示会によっては、ブースの設営にあたり電気の準備やブースの撤去などの手配が必要な場合もあります。
また、展示ブースで面談を行う場合、テーブルや椅子の準備が必要な場合もあるので、受付台などの備品の準備から撤収までワンストップで対応してくれる施工業者に依頼しましょう。
ブースには展示できるものに制限があるため、施工の際には必ず主催者側のルールに従い準備を行っていきましょう。
1-3.展示ブースのテーマカラーやデザインを決める
展示ブースは、来場者の第一印象を決定づける重要な要素です。ブースのテーマカラーやデザインを決定する際には、商品のブランドだけでなく企業のブランドイメージも踏まえて考えましょう。
色彩やデザインの一貫性を保つことで、プロフェッショナルな印象を与え、来場者の関心を引きやすくし、信頼感にもつながります。
1-4.展示用パネル・ポスターの準備をする
ブース内での訴求力を高めるために、展示用パネルやポスターを準備することが有効です。
展示用パネルには、自社の商品やサービスの強みを視覚的に伝えるため、キャッチコピーや伝えたい情報を整理して、訴求しましょう。
高品質なビジュアルや「インフォグラフィック(※)」を用いることで、来場者の関心を引きやすくなります。
パネルのデザインも、ブランドイメージに合わせて一貫性を持たせる形で制作しましょう。
※インフォグラフィックとは、インフォメーション(情報)とグラフィック(写真・図版)を合わせた造語です。データや情報をわかりやすく視覚的に表現したものを意味します。「インフォグラフィック」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
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視覚的に複雑な情報をわかりやすく!インフォグラフィックの活用
1-5.当日アテンドするスタッフを決定する
展示会当日のスタッフを決定しましょう。自社で人数を集めるのが難しい場合は、コンパニオンの検討も必要です。
コンパニオンの役割に応じて、来場者をブースに案内したり、名刺獲得のために自社ブースをアピールしてもらえます。
スタッフが決定したら、当日ブースの魅力をアピールするため、展示するブースについて事前に共有しておきましょう。
スタッフの選定や教育は、展示会成功の鍵です。
1-6.展示会当日にアテンドするスタッフのユニフォームを決定する
展示会当日のスタッフのユニフォームを決定しましょう。スタッフの一体感を高めるだけでなく、来場者と区別するため、スムーズにお客様をご案内できるというメリットもあります。
ユニフォームを用意する場合は、ブランドカラーやブースのカラーで統一することで、展示ブースのブランディング効果を高めるだけでなく、来場者に対してプロフェッショナルな印象を与えます。
ぜひ、ユニフォームのデザインもブランドイメージに合わせて選び、スタッフ全員が一貫したビジュアルを整えておきましょう。
ホープン(旧社名:プリントボーイ)では、展示会のオペレーションに関する準備をご支援するBPOサービスをご用意しています。
展示会のブースデザインから、当日のスタッフ派遣までご支援が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
2.展示会の集客に必要な準備
以下に展示会の集客に必要な準備をご紹介します。
2-1.展示会配布用チラシ・パンフレットなどの制作をする
展示会で配布するチラシやパンフレットの準備も大切です。展示会では、多くのブースでチラシやパンフレットが配布されます。
自社のチラシやパンフレットが埋もれないよう、会社名や商品名を覚えてもらいやすいデザインにしましょう。
チラシやパンフレットには、情報を過度に詰め込まず、ポイントを絞って明確に伝えることが大切です。
商品の価値を分かりやすく伝えるために、数字やグラフを効果的に使いましょう。
シンプルでわかりやすいデザインを心がけて制作するのがおすすめです。
2-2.当日流すPR動画を準備する
ブース内の集客には、モニターで動画を流すことも選択肢の一つです。動画によって、商品の魅力や使用方法、サービスの詳細などを分かりやすく説明することができます。
文字情報だけでなく映像でも訴求することで、関心を引き出しやすくなります。また、動画に音楽を付けることで、興味を引きやすいというメリットもあります。
当日は、動画の再生ループを設定することで、ブース内のモニターで繰り返し流すことができます。ループ設定を利用して来場者に常にアピールできるようにしましょう。
2-3.ノベルティを準備する
来場者に配布するノベルティグッズも準備しましょう。ノベルティには様々な種類がありますが、季節感が合うものや、実用的なアイテムを選ぶと良いでしょう。
例えば、卓上カレンダーやボールペン、夏であれば扇子、冬であればカイロなど、日常で活用できるものが理想です。
会社名や商品名を入れてオリジナルのノベルティを作ることもできます。ノベルティはブランドの認知向上に有効ですので、準備できる場合は準備しましょう。
オリジナルのノベルティを制作する場合は、早めの準備が必要です。
2-4.名刺を多めに準備する
展示会では、多くのビジネスパートナーや潜在顧客と出会う機会があるため、当日配布用に名刺を多めに準備しておきましょう。
展示会用に新しく名刺をデザインすることも有効です。
ホープン(旧社名:プリントボーイ)では、展示会の集客に必要な準備を幅広くご支援しています。展示会で使用するチラシ・カタログ制作、当日流すPR動画、当日配布する名刺やノベルティ制作まで、お気軽にお問い合わせください。
3.まとめ
今回、「展示会出展のために準備するべき10のこと」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
他にも準備すべきことはありますが、BtoBマーケティングの一環として、展示会の出展も前向きに検討してください。
ホープン(旧社名:プリントボーイ)では、展示会に関するブースデザインから資料作成、当日のスタッフのご支援まで幅広く対応しています。
展示会に出展したいがリソースが足りないなどでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。