感染症対策もあり、会社説明会をオンラインで開催する企業が増えています。オンラインで行う会社説明会において重要なポイントはいくつかありますが、なかでも欠かせないのは動画の活用です。オフラインの会社説明会に参加しているのと同様の価値を提供しつつ、多様な開催形式対応、コスト低減などオンラインならではの価値提供も欠かせません。そこで今回は、会社説明会で動画活用をおすすめする理由や見てもらうべきコンテンツのポイントについてお伝えします。
1.会社説明会には動画を活用しよう
会社説明会で動画活用をおすすめする理由としては、「より多くの参加者が見込める」「多様な開催形式に対応可能」「より多くの情報提供が可能」「開催コストの削減」などが挙げられます。それぞれの内容について見ていきましょう。
1-1.より多くの参加者が見込める
動画を活用すれば、遠方に在住しているなど、オフラインでの会社説明会に参加できない方に向けても自社の動画を閲覧してもらえる可能性が高まります。その結果、オフライン開催に比べ、より多くの方に参加してもらうことが可能です。
1-2.多様な開催形式に対応可能
リアルタイムでオンラインのみ、オンラインとオフラインの併用、動画をウェブページに掲載するなど、動画を活用すればさまざまな開催形式に対応可能です。特に感染症が終息した後は、オンラインとオフラインの併用開催が一般化する可能性が高く、会社説明会での動画活用は当たり前となっていくでしょう。
1-3.より多くの情報提供が可能
資料や画像を使って言葉で伝えるのに比べ、動画を使えば短時間でより多くの情報提供が可能です。また、動画では普段の社内の様子も伝えられるため、オフラインの会社説明会に参加できなかった方に社内の雰囲気や働き方をつかんでもらいやすくなります。
1-4.開催コストの削減
オフラインの会社説明会は、会場費、設営費のほかにもさまざまな費用がかかります。しかし、動画を使ったオンライン開催に踏み切れば、会場にかかる費用や当日のスタッフにかかる人件費の削減が可能です。
また、オフライン開催であっても、一度制作した動画はさまざまな機会に再上映できるため、運営にかかる手間やコストを削減できます。
▼会社紹介動画について詳しくは、こちらの記事ををご覧ください。
2.参加者に「動画で見てもらうべき」コンテンツとは?
会社説明会において動画で見てもらうべきコンテンツとは、資料を使った口頭での会社説明だけでは伝えきれない情報です。具体的には、「施設紹介」「代表者メッセージ」「社内の雰囲気」「社員インタビュー」「部署ごとの一日の流れ」「自社商品・サービス」などが挙げられます。それぞれの動画を視聴してもらうことのメリットは次のとおりです。
2-1.施設紹介
執務室や食堂、会議室など社内施設の紹介動画です。また、本社以外に支社や事業所、工場などの施設も併せて紹介すれば、自宅や会場にいながらにして企業の全体像が見え興味を持ちやすくなるメリットがあります。
2-2.代表者メッセージ
代表者メッセージは、企業理念やビジョンを伝えるうえでオフラインの会社説明会でも必須のコンテンツです。そこで、「インタビュー形式にする」「テロップやBGMを使って伝えたい部分を強調する」「イメージ動画を使って理念やビジョンを具体的に想像できるようにする」など、動画ならではのアイデアを加えると高い効果が期待できます。
2-3.社内の雰囲気
施設紹介をする際、社員が実際に働いていたり、休憩していたりする場面をあえて入れ込んだ動画を制作します。画像でも社員を入れ込んだものを用意することは可能ですが、実際に動いて会話をしている姿を取り入れることで、画像だけでは伝えきれない雰囲気を伝えられるでしょう。
2-4.社員インタビュー
代表者だけではなく、実際に働く社員の方のインタビュー動画もおすすめです。オフラインの社員説明会では、業務の都合上、説明会で話すことができる社員の人数は限られます。より多くの部署の社員から話を聞き、また要点を編集して届けられるのは動画ならではのことでしょう。
動画であれば、参加者が志望する部署に属する社員のインタビューだけを選択して視聴できるため、参加者にとっても効率的に自分が求める情報を入手できます。
2-5.部署ごとの一日の流れ
部署別にどのような業務をして、どのような一日を過ごしているかを紹介する動画です。言葉で説明するだけではなく、動画にまとめて提供すれば社内の雰囲気も伝わるうえ、参加者が入社してからのイメージを明確に描けるようになります。
動画で明確なイメージが伝われば、会社説明会で言葉だけで聞いたイメージで入社し、思い描いていた職場ではないといって離職してしまうリスク軽減にもつながります。
2-6.自社商品・サービス
自社商品を実際に稼働させている動画、顧客に対しサービスを提供している動画も重要なコンテンツの一つです。実際に動いていたり、顧客が使っていたりする部分が見えると、自社で働きたいという意欲も強くなります。
また、商品の企画開発をする様子や、工場で製造する動画もおすすめです。商品ができあがっていく様子を動画で紹介すれば、商品に対する愛着が湧くようになる効果が期待できます。実際に企画開発や製造にかかわる社員に対して思いを伝えてもらうのもよいでしょう。
3.参加者に刺さる会社説明会動画とは
参加者に刺さる会社説明動画を制作する主なポイントは、「シンプルに伝える」「参加者が見たいものを制作する」「クオリティを高める」の三点です。それぞれの理由を説明します。
3-1.シンプルに伝える
前項でさまざまなコンテンツを紹介しましたが、一つの動画に商品紹介、仕事の流れ、施設紹介など複数のコンテンツを入れ込んでしまうと、冗長になってしまい、伝えたいものも伝わらなくなります。基本的には一つの動画で一つのコンテンツにまとめ、シンプルに伝えることが重要です。
3-2.参加者が見たいものを制作する
会社説明は、オンライン、オフラインにかかわらず、自社の良い部分だけ、伝えたい部分だけを切り取ってしまいがちです。しかし、会社側が伝えたいものと参加者が見たいものは異なる場合もあります。
例えば、参加者に対して事前にアンケートを取る、昨年の新入社員に何を知りたかったかを聞くなどして、参加者が見たい動画を制作することが重要です。
3-3.クオリティを高める
参加者に刺さる動画にするには、映像や音声のクオリティ、編集などで退屈せずに見やすくわかりやすいものにしなくてはなりません。しかし、クオリティの高い映像や編集技術を社内だけで賄うには、多くの経験やノウハウが求められます。
そこで、撮影や編集は外注するのがおすすめです。社内ではその時間をコンテンツの質向上に使えるため、内容、映像ともに高クオリティの動画制作が可能になります。
4.刺さる会社説明会動画は参加者が見たいものを制作している
オンラインでの会社説明会が増え動画の重要性が高まっていますが、これからはオフラインであっても動画活用が参加者の興味を喚起する重要なポイントになると予測されます。
ただ、社内で会社説明動画を制作しようとすると、どうしても自分たちが伝えたいことを中心にしてしまいがちです。参加者に刺さる会社説明動画を制作するには、参加者が見たいもの、知りたいものを把握したうえで制作する必要があります。
また、刺さる動画を制作するには、最後まで見てもらえるクオリティの高いものでなければなりません。参加者が見たいものであっても、荒い映像であったり適切な編集ができずに冗長になったりすると、集中してメッセージを受け止めることができなくなります。
そこで、おすすめしたいのが動画制作の外注です。クオリティの高い映像、音声や優れた編集能力を持った専門業者に依頼すれば、参加者が飽きることなく最後まで動画を視聴してくれる可能性が高まるでしょう。
プリントボーイは、50年以上の研修・セミナーの業務運営アウトソーシング経験から育まれた技術力と、ノウハウがあり、専用スタジオで参加者に刺さる動画制作が可能です。会社説明会の動画制作を検討しているのであれば、ぜひお気軽にご相談ください。
また、セミナー・研修会運営支援サービスも提供しております。オンラインイベントの実績も豊富なため、ご興味のある際は、実際に弊社が運営するスタジオ、「ICHIGO ICHIE DIGITAL」の利用や資料ダウンロードをお願いします。
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著者プロフィール
- ICHIGO ICHIE DIGITAL ショップスタッフ
- 動画撮影・編集・オンライン配信が出来る、撮影スタジオ「ICHIGO ICHIE DIGITAL」のショップスタッフチームです。東京メトロ渋谷駅 地下B1出口より徒歩1分。「伝えたいことを、想いのままに伝えたい。かけがえのない、一期一会の出逢いを創る。デジタルコンテンツづくりをお手伝いします。」をコンセプトに、デジタルサイネージのショールームを併設し、クリエイターがお客様のコンテンツづくりの“お悩み”にお応えする、コンシェルジュサービスを提供いたします。