卵の殻が地球に優しく生まれかわる! 卵の殻の再生紙CaMISHELL(カミシェル)

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公開日:2022/11/24 更新日:2023/12/25
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卵の殻が地球に優しく生まれかわる! 卵の殻の再生紙CaMISHELL(カミシェル)

創業50年の印刷会社が提案する「気軽に取り組むSDGs!」Vol.11

この記事はプリントボーイが創業より続けているアナログコミュニケーション、“お元気ですかはがき”のテーマと連動した記事となります。
記事で紹介しました環境に優しい用紙の実物を “お元気ですかはがき”としてご希望のお客様のお手元にお届けいたします。記事とあわせて是非ご覧ください。

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▼ 気軽に取り組むSDGs!バックナンバー記事


COP27(第27回気候変動枠組条約締約国会議)がエジプトのシャルム・エル・シェイクで2022年11月6日から11月18日まで開催されました。
世界的な異常気象、エネルギー危機など様々な問題を抱えながの開催であり、多くの方々が注目されていたことと思います。

日本人はおおよそ毎日1人1個の卵を食べており、世界2位の消費量といわれています。
それは、年間260万トンもの量にのぼります(個数で言うと約420億個)。そんな卵を消費すれば必ず出てきてしまうのがたまごの殻。

卵を食べた後の「殻」は、どうなっているのかご存じでしょうか?
実は、卵の殻はほとんど再利用されることなくゴミとして焼却処分されています。
一部は飼料などに再利用されるものの、経済的にみて廃棄するほうが効率的に良いため、年間約26万トンが産業廃棄物として処理されています。

今回ご紹介する「卵殻混抄紙(らんかくこんしょうし)CaMISHELL®」は埼玉県の企業が共同開発を行い卵の殻を独自の技術で乾燥・粉砕してパウダー化し、紙の原料となるパルプに混ぜ込み作られています。地域の企業がプロジェクトを通じ、連携して開発することで生まれたCaMISHELL®は、様々な企業、自治体で導入が進み、広がりを見せています。

廃棄される卵の殻を活用しCO2を削減し樹木を守るだけでなく、地域を盛り上げているー。
今回は「卵の殻の再生紙CaMISHELL®」と、それが生まれるきっかけとなった「エコ玉プロジェクト」についてご紹介いたします。

 

1.卵の殻はどれぐらい捨てられているのか?

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様々な食生活のシーンで使われてきている卵。
それらの製造過程から排出される卵殻の廃棄は、産業廃棄物として処理されています。

⽇本では、その内約80%は処分費用をかけて、焼却、埋め立て廃棄され続けています国内⼯場全てを⾒渡せば、使えるものを捨てるという⾏為に年間約15億円という廃棄コストが⽀払われているのです。産業廃棄物のため、お金を出して二酸化炭素(CO2)を出しているのが実情です。こうした現状を受け、「廃棄されるはずだった卵殻を再利⽤し、環境にやさしい商品に活用する」取り組みが進んでいます。

 

2.卵の殻から生まれたCaMISHELL(カミシェル)

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廃棄されるはずだった卵殻から生まれたCaMISHELL®(カミシェル)は、CaMI(カミ):カルシウム・紙 + SHELL(シェル):殻という意味が込められた紙です。
このCaMISHELL®は、埼玉県桶川にあるサムライトレーディングの櫻井氏が考案しました。
櫻井氏は、1996年から食品会社、工場を経営されており、その製造過程で大量に排出される卵の殻が産業廃棄物として処理されているような状況をなんとかしたいと考えました。

従来の処理方式では卵殻を産業廃棄物として処理し、焼却、埋立てする、つまり廃棄処分費用をかけてわざわざ温室効果ガスを排出している実情がありました。そこで櫻井氏は、卵の殻をプラスチックの材料として利用した、燃やせるごみとして使用可能なバイオマスプラスチックPLASHELL(プラシェル)を開発しました。卵の殻を排出すると同時に遠心分離して粉砕、乾燥し、卵殻と内側 についている膜を分離してパウダー状にし、プラスチックと混ぜ合わせ製造します。

その次に考案されたのでが、今回ご紹介するCaMISHELL®(カミシェル)です。

途中までの工程は、PLASHELL(プラシェル)全く一緒です。卵殻パウダー化をしたものを紙にしていきます。通常、紙を作るには多少 他の材料も入れますが、ざっくり言って木材を原料としたパルプ100%の紙が作られておりますが、 CaMISHELL®(カミシェル)はそのパルプの代わりに卵殻パウダーを使います。紙の生産時には、廃棄される予定の卵殻を粉砕したパウダーを10%程度添加し、パルプの使用抑制につなげています。パルプの 使用を抑制しつつ、焼却処分されるはずだった卵殻のパウダーをゼロエミッション化して いくということで、非常に環境に優しい紙になっています。

 

3.埼玉発!地元自治体・企業を巻き込み立ち上げた「エコ玉プロジェクト」

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こうしたエコ商品の開発とともにサムライトレーディングの櫻井氏が進めているのが「エコ玉プロジェクト」です。
卵の殻を使った製品の普及を目指し、サムライトレーディングと緩衝材製造・販売のカネパッケージ、青果仲卸大手のベジテックという、いずれも埼玉県内に事業所を持つ3社が立ち上げた運動です。渋沢栄一ビジネス大賞受賞を契機につながりができた県内の金融機関などが賛同し、CaMISHELL®を使った名刺やメモ帳、現金封筒を導入されています。さらに行政が加わり、官民挙げてのSDGs推進運動となるとともに、県外企業も加わり、県境を越えた広がりを見せています。

 

4.カミシェルの特徴とおすすめの活用方法!

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CaMISHELL®は、パルプ繊維との相性が良く、繊維質にはない卵殻独特のしっとり感が適度な肌触りと上質感があります。おすすめの活用方法は、色にじみがない鮮やかな発色が求められる会社案内や、細かい印刷精度が求められる名刺・DMはがき・表彰状などです。また、FSC®認証されたパルプを90%使って、そこに卵の殻を10%混入して製造されており、FSC®認証取得印刷会社のPRINTBOYでは、FSC®マークとともにCaMISHELL®の2つのマークを入れ、より環境配慮をPRすることが可能です。(これまでの紙製品と同じ天然由来のオーガニック素材でできていますので、従来の紙と同様に可燃ごみとして廃棄可能です。)

 

5.まとめ

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今回ご紹介したCaMISHELL®(カミシェル)は、捨てられるはずの卵が金の卵に生まれ殻り、地域の企業や人を巻き込み生まれたSDGs用紙です。
持続可能な未来を守るために、限られた資源を有効活用して行けたらと思います。プリントボーイでは、このようなサステイナブルな仕組みへの理解を深めることにより、環境に負荷をかけない取り組みを進めています。今回ご紹介した「CaMISHELL®(カミシェル)」を企業・組織の環境保全PRや特別なご案内などにご利用いただけたらと思っております。

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▼ 参考サイト


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We are certified to the FSC® CoC standard. Our license code is FSC-C133621.

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