ウェビナーとは?成功させるために知っておきたいメリット・デメリット、配信方法などを解説

ウェビナーとは?成功させるために知っておきたいメリット・デメリット、配信方法などを解説

インターネットを活用したセミナーを意味するウェビナー。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として多くの企業が取り組みを始めましたが、今後も市場規模は増加すると予測されています。しかし、導入する企業が増えれば競合との差別化も難しくなるため、ただ開催するだけでは成功につながる可能性も低くなってしまうでしょう。そこで今回は、改めてウェビナーとは何かを把握したうえで、配信方法や開催するメリット・デメリット、そして成功させるためのポイントを解説します。

 

1.ウェビナーとは?

【記事】2199_1.jpgウェブとセミナーを合わせた造語であるウェビナーは、数十人~数百人規模での開催も可能なセミナー形態、もしくは開催するためのツールを指すものです。開催の目的は、通常のセミナーとそれほど違いはありません。「新商品・サービスの発表会」「潜在顧客をターゲットにしたリード獲得や販促」などのほか、「就職説明会」「社員研修」などでの利用もあります。

コロナ禍において他者との接触なしにセミナーを開催できるとして、2020年辺りから爆発的に開催数が増加。また、インターネット環境さえあればどこからでも参加できるため、感染拡大防止対策としてテレワークが増加したことも、ウェビナーが人気となった要因の一つです。

1-1.ウェビナーの現状について

株式会社アイ・ティ・アールが2021年7月15日に発表した、「国内のWeb会議市場規模推移および予測」。これによると、Web会議やウェビナー、オンラインイベントなどの市場は、2020年の257億円から2025年には478億円にまで拡大すると予測しています。

参照:国内のWeb会議市場規模推移および予測|株式会社ITR(https://www.itr.co.jp/company/press/210715PR.html

2020年当初は対面による通常セミナーの代替策として利用する企業が多く存在しました。しかし、現在では、対面セミナーにはないメリットを生かし、積極的にウェビナーを開催する企業も増えています。そして今後もこの傾向はさらに増加していくといえるでしょう。

 

2.ウェビナーの配信方法

【記事】2199_2.jpgウェビナーには大きく2つの配信方法があります。それぞれの詳細は次のとおりです。

2-1.リアルタイム配信

リアルタイム配信とは、「○月○日(月)午後2時~4時」といった形で予め決められた時間にセミナーの配信を行う方法です。日時定するため、参加者が限られてしまいますが、リアルタイムで参加者にアンケートを取ったり、発言をしてもらうといったやり取りが行えます。

2-2.オンデマンド配信

オンデマンド配信とは、事前に収録したセミナーを一定期間の間、視聴できるように配信する方法です。参加者とのリアルタイムでのやり取りはできませんが、参加者の都合のよい時間に視聴が可能になります。また、リアルタイム配信したものを、一定期間、アーカイブとして配信するのもオンデマンド配信の一つです。

 

3.ウェビナー開催のメリット・デメリット

【記事】2199_3.jpg

感染症の動向にかかわらず、今後もウェビナー開催が増加するとしているのには、開催する企業と参加者双方に多くのメリットがあるからです。もちろんデメリットもありますが、それ以上に高いメリットを見込んでいるからこそ、多くの企業が取り組んでいるのだと考えられます。ここでは、ウェビナーを開催するメリットとデメリットについて説明します。

3-1.ウェビナー開催のメリット

■コストを抑えてセミナーを開催できる

通常セミナーに比べ、会場予約、設営、マイクやスクリーンの準備などにかかる時間的・人的コストが抑えられます。また、多くの参加者を見込んで会場を借りたものの、予想したほど参加者が集まらなかったといった金銭的なリスクもなく、会場選びにかける時間の節約にもつながるでしょう。

■通常セミナーよりも多くの参加者を集められる可能性が高い

当日、会場まで足を運ぶ必要がないため、全国から参加者を募れます。また、オンデマンド配信であれば、当日の都合がつかない参加者の集客も可能です。参加者側としても自宅からでも参加できるため、参加のハードルが低くなるのは大きなメリットといえます。

■セミナーの内容を理解してもらいやすくなる

アーカイブやオンデマンド配信を行うことで、参加者は何度も同じセミナーを視聴できます。これにより、一回のみのセミナーに比べ、内容を理解してもらいやすくなり、結果として商談や見積もり依頼につながる可能性も高くなることが期待できます。

■二次利用がしやすくなる

通常の対面型セミナーの場合、会場に集まった参加者による雰囲気が出てしまうため、そこにいないと細かいニュアンスも伝わりにくくなる傾向があります。しかし、ウェビナーの場合、最初から画面の向こう側に向けて話を進めることから、会場だけの雰囲気などはありません。

そのため、セミナー内容にもよりますが、配信終了後にパッケージ化して販売する、自社のWebページの商品説明として一部を抜粋して公開するなど、二次利用がしやすいのも大きなメリットです。

3-2.ウェビナー開催のデメリット

■回線やマシントラブルによって配信が止まってしまう場合がある

リアルタイム配信の場合、何らかのトラブルで配信が止まってしまい、そのまま中断せざるをえなくなってしまう可能性があります。また、配信側には問題はなくとも、参加者側の回線、マシントラブルで視聴ができなくなってしまう可能性があるのはデメリットといえるでしょう。

配信側には参加者の集中度が把握できない

通常のセミナーであれば対面のため、参加者の熱量や集中度がある程度、把握できます。しかしウェビナーの場合、特にオンデマンド配信では目の前に参加者がいないため、どの程度の熱量で話を聞いてくれているかがわかりません。そのため、セミナーのペース配分をつかみにくくなる可能性があります。

■参加のハードルが低い分、開催日時を忘れられてしまうリスクもある

通常のセミナーであれば会場まで行くため、手間はかかるものの開催日時を忘れてしまう可能性は低いです。しかし、ウェビナーは会場へ行くこともなく、気軽に参加が可能な分、忘れられてしまうこともありえます。

 

4.ウェビナーを成功させるには

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デメリットもあるものの、基本的にはメリットが多く、なおかつすでにテレワークが定着している企業も少なくないことから、通常のセミナーに加え、ウェビナーも開催されることが一般的となりつつあります。そこで、ウェビナー開催で大きな成果を上げるためのポイントについて見ていきましょう。

■セミナー内容の充実

通常のセミナーでもウェビナーでももっとも重要なのは、充実した内容で参加者に満足感を得てもらうことです。ただ、ウェビナーの場合、自宅や外出先など周囲のノイズで内容が伝わりにくくなる可能性もありえます。そこで、基本はシンプルで複数のことを伝えるのではなく、1つに絞って伝えたほうが理解してもらいやすくなるでしょう。

※ウェビナー内容の構成について詳しくは、「ウェビナー 形式」をご覧ください。

■配信のクオリティを高める

ウェビナーは画面を通してのセミナーのため、画質や音質が悪いとどれだけ内容が良かったとしても、途中で離脱されてしまう可能性があります。高級であればよいわけではありませんが、ノイズなくしっかりと視聴できるよう、配信機材のクオリティは確かなものを選定しましょう。

ただし、自社内ですべてをそろえ、撮影や配信のクオリティを上げるのは簡単ではありません。そこで撮影や配信は外注してしまうのも一つの方法です。

※ウェビナーでおすすめのカメラについて詳しくは、「ウェビナー カメラ」をご覧ください。

■ウェビナーツールの機能を把握する

ウェビナーツールにはどのような機能があり、どう使えば参加者の満足度向上につながるのかをしっかりと把握しないと、競合との差別化にはつながりません。例えば、「リアルタイム配信で集中して聞き続けてもらうためのアンケート機能や参加者の発言機能などを効果的に活用する」「オンデマンド配信では、字幕や音響効果を使って飽きさせず内容をより伝わる工夫をする」などが重要です。

※ウェビナーツールの機能について詳しくは、「ウェビナー 機能」。使い方について詳しくは、「ウェビナー 使い方」をご覧ください。

■アフターフォローを充実させる

その場に行って話を聞く通常のセミナーに比べ、外出先や自宅で話を聞くウェビナーは終了後すぐに日常に戻ってしまうため、記憶に残りにくい場合があります。そこで、記憶を喚起させるため、終了後時間をおかずにDMやメールで資料を送付する、一定期間アーカイブを視聴できるようにするなどアフターフォローを充実させましょう。

 

5.ウェビナーを成功させるカギはウェビナーのメリット・デメリットを知り、機能を効果的に活用すること

IT技術の進化もあり、インターネット環境やITツールは日々進化、改善が進んでいます。対面によるセミナーがなくなることはありませんが、それと並びこれまで以上にウェビナーの利便性は高まり、導入する企業も増加していくでしょう。

そのなかで、競合との差別化を進めウェビナーを成功させるのに重要なポイントは、参加者が快適に視聴でき、トラブルなくセミナー内容を理解できることです。そのためには、内容の充実はもちろん、それ以上にウェビナーのメリット・デメリットそしてツールの機能や使い方の把握が欠かせません。また、状況によっては撮影や配信は外注する ことも検討してみましょう。これからウェビナーの開催を検討している際は、この点に十分、注意して進めていくことをおすすめします。

 

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