さあ、SDGsに取り組もう

さあ、SDGsに取り組もう

 

今後SDGsに取り組まなければいけない、SDGsが重要なのは理解した、
しかしながら当社では、

「どうやって取り組んでいけばいいの?」
「目標が大きすぎて具体的な行動は分かりづらいよね。」

など、悩みが多いのが現状です。

そこで当社では、株式会社ビジネスコンサルタントからのコンサルティングを受け、
『バックキャスティング』という思考法を使ってSDGsに取り組んでいくことにしました。

SDGsに対する取り組みの中で、いろいろと整理するだけでも、組織内の無用な軋轢をなくし、効果的な動きを生み出していくことができると考えています。
今回はこの『バックキャスティング』という思考法についてご紹介したいと思います。

 

目標を達成するための2つの考え方

『バックキャスティング』は、環境問題に端を発して20世紀後半から使われ始めた思考法だと言われています。私たちが普段から使っている『フォアキャスティング』と合わせて、それぞれどういった思考法か、例とともに解説いたします。

 

「フォアキャスティング」と「バックキャスティング」

●フォアキャスティング(fore casting
フォアキャスティングは、現状からどんな改善ができるかを考えて、改善策を積み上げ、現状をよりよい方向に発展させていく思考法です。

●バックキャスティング(back casting
バックキャスティングは、未来のありたき姿、あるべき姿を考え、そのゴールに向かっていくためにはどうしたらよいかという、未来のゴールから逆算して現在の施策を考える思考法をいいます。

現在のリソース等を分析し、実行可能な目標を立てて施策を実行していく手法は、フォアキャスティング。
将来的に達成不可能と思えるような大きな目標(チャレンジ目標)をまず立てて、この目標を達成させるためのやり方を後から考える、という手法がバックキャスティングです。

例えば、売上を毎期5%向上させようと計画したとします。
直近の売上目標に対して、現状できる策を常に講じ、目標に向かっていくのがフォアキャスティングです。

一方で、20年後、現状売り上げの額の100倍という目標を立てたとすると、もはや現在のやり方の改善では到底達成はできないというようなレベルです。こういうレベルの目標を設定したとき、人は従来の改善という発想を捨てて、根本的に異なる発想をすることが可能になります。これがバックキャスティングです。

フォアキャスティングは現状を考えた改善的なアプローチ
バックキャスティングは創造的破壊を生みだすアプローチとも言えます。

SDGs記事の図.jpg

 

まとめ

SDGs自体はバックキャスティングの思考法で作られています。つまり
「具体的なやり方は分からないけど、とにかく私たちの世界は2030年にはこういう状態になっているんだ」
と、現状からではなく、ありたき姿を目指し努力する相当にチャレンジングな目標として設定されています。

このことから、通常の組織でSDGsを実行に移そうとしたときに、軋轢が生まれて実現可能性に疑問符がつくことが、よくわかると思います。

企業の社長がSDGsに取り組む際に、社内にSDGsを理解している人間がおらず、どう進めてよいかわからないという声を耳にします。

当社では、先にSDGsを全社員に理解させるよりも、2030年に会社の中心的役割を担っているであろうと思われる選抜された社員たちにSDGsを理解してもらい、目標を決定し、取り組んでいく必要があると考えています。「未来プロジェクト」というプロジェクト形式で若手を中心とした選抜メンバーにより、部門間を越えて学習、討議を一年間進めてきました。この社員たちの理解を得て進められなければSDGsの推進は失敗する可能性が高くなるかもしれません。

当社でSDGsを推進するメンバーは、このことを十分に理解し、強いリーダーシップを発揮して取り組みを進めていきます。

 

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BST編集部
PRINTBOYの新規事業を企画・運営する部門がお届けする、業務改善お役立ち情報サイト”BST”の編集チームです。多種多様なメンバー+その時々のゲストメンバーで、皆様の日々の業務における”困った””わずらわしい””こうだったらいいのに”を解決する情報をお届けします!