集客に成功するセミナーチラシの作り方とは?

集客に成功するセミナーチラシの作り方とは?

「セミナー集客で、チラシに費用をかけたのになかなか成果が上がらない……」

イベントの運営関係者には、そんな悩みを抱えている人も少なくありません。チラシは、ダイレクトメールと同様に、イベント集客において一定の影響力を持ちます。
今回は、イベント集客に使うセミナーチラシの役割を説明すると同時に、チラシ作りにおいて押さえるべきポイントについて解説します。

 

セミナー集客に使うチラシの役割と効果

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まず、セミナーチラシがどういった目的で使われるのか、その役割と効果を見ていきましょう。

チラシの役割

チラシは、顧客に商品の購入やセミナーの参加を促す理由を伝える役割を担っています。単に商品やセミナーの概要を説明するだけではなく、主催者側の思いを伝えるメッセージボードとしての機能が強く強調されるのです。
顧客は常に商品を買う理由を探していますが、チラシは商品を買う、セミナーに参加するといった理由付けという効果をインターネット広告などよりも発揮しやすい傾向にあります。

オンライン・オフラインセミナーにおけるチラシの重要性

セミナー開催におけるチラシの役割は、オンラインでもオフラインでも集客という点で変わりはありません。ただ、チラシはオフラインでの集客方法に該当するため、オフラインセミナーとの親和性が高くなります。セミナーの概要や開催場所がプリントされたチラシが、オフラインセミナーの集客の軸になります。

一方、オンラインセミナーの場合はいささか異なります。
オンラインセミナーでは、ブログやSNS、セミナーポータルサイトでの集客が主となるからです。チラシも集客で効果を発揮しますが、補完的な存在という位置づけです。

チラシを使ったマーケティング効果

チラシを使ったセミナー集客は今、存在感を増しています。昨今、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ビジネスパーソンを中心に人々の在宅率が高くなってきており、ターゲット層に直接届けられるチラシを使ったマーケティングが効果的になっているからです。

特に、地域のように属性を限定した層に集客をかける際、内容を読まれる可能性が高く好反応を得られるため、有効と目されています。

 

セミナーチラシで陥りやすい失敗例

チラシ作りのポイントを解説する前に、セミナーチラシを作成するときに陥りやすい失敗例について解説します。

失敗例1:情報の優先順位がわかりにくい

失敗例としてよくあるのは、アイキャッチが複数あり、どの情報が強調されているかわからないチラシです。訴えたい情報に優先順位がない場合に起きがちな失敗です。
情報が雑多だと、見る側にストレスを与えてしまうため、必ず「どのメッセージをターゲットに伝えたいか」を明確にしてチラシを作成しましょう。

失敗例2:日時や場所がわかりにくい

セミナーチラシでは日時と場所は必須要素ですが、この2つを書き忘れたり、住所がわかりにくかったりすると致命的です。オフラインセミナーの場合は、住所が特に重要になります。
住所は、ただ載せるだけでなく、マップをつけたり、Googleマップにリンクする二次元コードを付けたりして工夫しましょう。

失敗例3:どんなセミナーなのかわからない

セミナーがどんな内容なのか、中身が読み手に伝わらないチラシは集客に失敗します。見方によっては、読み手に「怪しい」と思われてしまう可能性もあります。
内容と目的、主催者情報などは必ず記載しましょう。

 

効果的な集客につながるチラシ作りのポイント

3-1.jpgここからは、本題となる効果的な集客につながるチラシ作りのポイントについて説明します。

セミナーのターゲットを明確に

あらゆるマーケティング活動に当てはまりますが、セミナーでどういった人を集めたいのか、ターゲットを明確にしましょう。ターゲットが不明確な場合、チラシの内容が読み手に響かず、客足が遠のきます。

ターゲットは、例えばビジネスマナーをテーマにしたセミナーであれば、新入社員のような若手が当てはまるでしょう。
一方、経営戦略の展開と構築が表題に含まれているセミナーの場合は、経営幹部といったビジネスパーソンが対象になります。このようなターゲット層は、明確にチラシの中にキーワードとして記載しても構いません。その文言があれば、チラシを受け取った人がひと目で自分が対象者かどうか判断できるでしょう。

目立つキャッチコピーを入れる

ターゲットに対し、訴求できるキャッチコピーは必ず入れるようにしましょう。キャッチコピーの付け方には、次のようなものがあります。

①受講するメリットを強調する
オフラインであれ、オンラインであれ、セミナーは参加するために時間やお金がかかります。セミナー参加で得られるメリットを必ず提示しましょう。
例えば、新型コロナウイルスで集客に苦慮している飲食店経営者を対象にしたセミナーの場合、
・アフターコロナに対応した飲食店マーケティングがわかる
・コロナに負けないLINE集客の手法が身につく
といった、キャッチーかつ実用性のあるキャッチコピーを盛り込み、セミナー受講によって得られるメリットを示しましょう。

②セミナーの特色や過去の実績を説明する
セミナー集客は常に競争です。それだけに、セミナーで得られるメリットのほかに、差別化できるセミナーの特色や実績を説明するコピーを入れるようにしましょう。
例えば、「大手メディアで紹介された実績あり」のように、PRできる実績を絡めて紹介すると、チラシの信用度が上がるでしょう。

③数字を入れる
セミナーで得られるメリットをより具体化させるには、数字を織り交ぜることが効果的です。加えて、どうしてそのような実績が得られるのか、根拠も明記するとよいでしょう。

セミナーの概要を詳しく書く

日時や場所のほかに、費用やセミナー当日のタイムテーブルなど、概要を記載しましょう。特に、タイムテーブルが書いてあると、参加者に対し「特定の時間に合わせて参加したい」という参加意欲をかき立てる効果も狙えます。

概要欄に記載すべき内容をまとめると、次のとおりです。

  • 日程
  • 場所
  • アクセス案内(駐車場も記載、オンラインの場合はURL)
  • 参加費用(税込か税別かも記載)
  • 申し込み方法と連絡先
  • タイムテーブル
  • 会場内マップ
  • 当日の持ち物
  • 主催者情報

申し込み特典、参加特典を加える

セミナーの開催予算に余裕があれば、申し込み特典や参加特典を加えるとよいでしょう。セミナー講師が話すビジネスノウハウも無形の参加特典になりますが、より直接的なものにすると集客につながるでしょう。

過去のセミナー受講者の声

初開催のセミナーでなければ、過去に受講したセミナー参加者の感想を載せましょう。感想があると、チラシの読み手側にセミナーが定期的に開かれている印象や、人気であるという印象を与えられます。

何よりも、チラシを通じた直接的な口コミ効果を発揮でき、セミナーの内容が有用であるという事実を客観的に証明できます。セミナー受講者の声は、セミナーの内容に賛同する証人としての役割を果たしてくれるでしょう。

 

セミナーチラシの効果をさらにアップさせるためには?

集客につながる効果的なチラシを作るコツについて紹介してきましたが、セミナーチラシの効果をさらにアップさせる方法についても紹介します。

ターゲットを意識したデザイン

チラシのデザインは、ターゲットを意識しましょう。ビジネスがテーマのセミナーであれば、シンプルなデザインにしたり、ポップな雰囲気を演出したい場合はイラストを織り交ぜたり、ターゲットに合わせてデザインの緩急を使い分けると効果的です。

イベントの内容に沿ったフォント、色の設定

チラシは、フォントと色の組み合わせによって、読み手に異なった印象を与えます。例えば、さまざまな色を組み合わせるとにぎやかでカジュアルな印象になる一方、色数を抑えると落ち着いて品があるイメージになります。

これらの特徴を踏まえ、売り上げアップや起業家をテーマにしたセミナーなど、上昇をイメージさせるセミナーは多くの色を使い、セミナー講師が文化人の場合は色調を抑えるようにするのもひとつの案です。

写真はフリー素材を活用

写真は、自前で用意すると手間がかかるため、フリー素材のサイトを活用しましょう。その際、できるだけ高画質な素材を選び、可能な範囲内で写真の加工にもチャレンジしてみるといいでしょう。

 

チラシ制作を専門業者に任せる場合の選択肢

ここまで、集客で効果を発揮するセミナーチラシの使い方について解説してきましたが、自社でチラシ作りに取り組むのはなかなか骨が折れる業務です。そこで、チラシ制作を外部に委託するのもひとつの有効な手法になります。外注する際の選択肢を以下に紹介します。

制作会社(デザイン会社、印刷会社)

セミナーチラシは、印刷会社やデザイン会社などノウハウや技能を持つ専門の制作会社に委託できます。
チラシはデザインの修正や編集など、慣れていないと予想外に時間がかかります。また自社で作るとどうしても、素人感が出てしまいがちです。

そういったときにはプロの手を借りることでスピード・クオリティの両面で効果が期待できます。見栄えなどのクオリティを高めることで提案効果や集客効果の向上にもつながります。
特にセミナー業界での実績が豊富な企業に発注すれば、デザインから印刷、現場への発送など一連の業務を一気通貫で任せられます。またその他セミナーに関するさまざまな業務に合わせたサービスを提供している専門業者もあります。

クラウドサービス

チラシの制作はクラウドソーシングを通じて依頼するという手段もあります。クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングのプラットフォームは、インターネットを介して個人と企業がやりとりし、仕事の受発注をする仕組みです。制作会社と違い、多くの場合個人に仕事を依頼する形式になりますが、依頼先の個人はデザインスキルやチラシ制作の経験が豊富で、依頼先によっては制作会社より安くチラシを完成させることも可能です。

スキルがありそうなデザイナーに直接依頼したり、依頼案の募集を「コンペ形式」にしてデザイン案を集めて、そのなかから良い作品を選んだりと、依頼の仕方はバラエティに富みます。デザインの方向性が決まっている場合は個人デザイナーへの直接依頼で、デザインが決まっていない場合はコンペで多くのデザイン案を集めるとよいでしょう。

 

まとめ

本記事では、セミナーチラシの役割や陥りやすい失敗例、集客につながるチラシ作りのポイントについて解説してきました。チラシは主催者側の伝えたいことを記載するメッセージボードとしての役割を果たすため、完成度の高いチラシを作ると効果的な集客につながります。

とはいえ、「制作する時間がない」「人的リソースが足りない」といった理由から、自社でチラシが制作できない場合もあるでしょう。そんなときは、チラシ制作を専門業者に依頼するのがおすすめです。チラシの委託制作は、時間や費用といったコストの問題を解決します。気になる会社があれば、外注化も検討してみましょう。

 

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 参考:

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著者プロフィール

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BST編集部
PRINTBOYの新規事業を企画・運営する部門がお届けする、業務改善お役立ち情報サイト”BST”の編集チームです。20代~50代までの幅広い年齢層、好奇心旺盛な2名の新入社員女子、その道30年のベテランクリエイター、干支一周分グリーティングの商品企画に携わっていたマネージャーまで、多種多様なメンバー+その時々のゲストメンバーで、皆様の日々の業務における”困った””わずらわしい””こうだったらいいのに”を解決する情報をお届けします!