何が違う？寒中見舞いはがき・余寒見舞いはがき

「喪中はがきを出していなかった方から年賀状が届いてしまったが、どう返事をすれば適切なのか悩む……」「余寒見舞いはがきは寒中見舞いはがきと何が違うのかわからない……」というお悩みをお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。

喪中はがきは「年始の挨拶の欠礼を詫びる」という目的があるのに対し、寒中見舞いはがき・余寒見舞いはがきはいつ、どのようなケースで相手に送るものなのかあまりよく知られていません。

今回は、そんな寒中見舞いはがき・余寒見舞いはがきの役割や違い、書き方について解説します。

1.寒中見舞いはがきとは

寒中見舞いはがきは、寒さが厳しくなった頃にお送りする時候の挨拶状のひとつですが、最近では喪中の方に年賀状の代わりにお送りしたり、喪中で年賀状を出すことができなかった時や、喪中と知らずに年賀状をいただいた方への報告とお詫びを兼ねてお送りすることが多いようです。また、年賀状を出しそびれた方へのご挨拶や、遅れてしまったことのお詫びにお出しすることもあります。

■寒中見舞いの送る時期は？

「寒中」とは二十四節気の「小寒」と「大寒」にあたる期間のことです。寒中に相手を見舞う書状なので「寒中見舞い」となります。松の内(元旦～1月7日)が明けてから、大寒の最後にあたる立春(2月4日)までに届くようにお送りしましょう。

■寒中見舞いはがきの書き方

基本的な構成を画像とともに説明いたします。

• 寒中お見舞いを申し上げる旨の文章
• 時候の挨拶や年賀欠礼のお詫びなど
• 感謝や祈念の言葉など
• 差出月
• 差出人

2.余寒見舞いはがきとは

余寒見舞いはがきは、暦の上で立春（2月4日）を過ぎてからお送りする時候の挨拶状で、暦の上では春を迎えたものの、
まだ厳しい寒さが残っている時期に相手を気遣うお見舞い状です。機能としては寒中見舞いはがきとほぼ同様であると言えます。

■余寒見舞い送る時期は？

余寒見舞いは、寒中見舞いの時期に間に合わなかった場合にも用いられます。
寒中見舞いと違って、いつまでに出すという厳密な決まりはありませんが、暖かくなる前の立春から2月下旬までを目安にお送りするのが一般的です。

■余寒見舞いはがきの書き方

3.よくある質問Q&A

Q.はがきや切手はどのようなものを使用すればよいですか？

A.　寒中見舞いはがき・余寒見舞いはがきに関しては専用のはがきが無いため、通常の官製はがきで構いません。また、不幸に関する喪中はがきと違い、寒中見舞いはがき・余寒見舞いはがきは時候のご挨拶ですので、自分で切手を貼る私製はがきを使用する際は弔事用切手ではなく普通用切手を用意しましょう。

Q.挨拶文はどのようなものがよいのでしょうか？

A.弊社の寒中見舞いはがきにてご用意している挨拶文を用途別にご紹介させていただきます。

Q.プリントボーイで人気のデザインは？

A.　弊社の2020年寒中見舞いはがきの人気ランキングは以下の通りでございます。

4.まとめ

 寒中見舞いはがき・余寒見舞いはがきの役割や違いについてまとめました。明確な違いとしては「送る時期」でした。
ただ、「喪中はがき」とは役割が違いますので注意が必要です。
喪中はがきについても解説をしていますので、初めて送る方は要チェック　喪中はがきの書き方・マナーの記事もぜひご覧ください。

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