マイクロラーニングとは?|すき間時間を有効活用!現代流スキルアップ術

マイクロラーニングとは?|すき間時間を有効活用!現代流スキルアップ術

日々の仕事に追われ、なかなかスキルアップのための勉強の時間が取れないと悩む人も少なくありません。それでも将来に向けたスキルアップには日常的な学習が必要です。

そんな悩みを解決する、「マイクロラーニング」というすき間の時間を活用した学習方法があります。マイクロラーニングなら通勤などの移動時間や昼休みなどにも学習することができるため、忙しいビジネスパーソンにも簡単に取り組むことができます。ただし得手不得手はありますので、それを踏まえたうえで活用しましょう。

  

1.マイクロラーニングとは

オンライン研修を受講する女性

マイクロラーニングとは、WEBコンテンツ等を活用してすき間時間の5分~10分程度で行う学習方法です。短時間の学習を複数回行うことで1回あたりの集中力が持続するため、知識の定着に効果的です。また、こまめに確認することができるため学習の習慣化にも向いています。

明確な定義はなく、学習アプリを使用するものから動画、音声、記事など多様で、短い時間を利用してこまめに学習していればマイクロラーニングと呼ばれています。
 

1-1.マイクロラーニング普及の背景

マイクロラーニング拡大の背景に大きく影響しているのは、やはりスマートフォンの普及でしょう。ほとんどの人がスマートフォンやタブレットといった端末を所持していることにより、どこでも動画やウェブコンテンツを閲覧することが可能になりました。

そういった端末の使用と相性が良いミレニアル世代が労働の主力となり、スキルアップが求められる中で変化した学習スタイルと言えます。テレワークの普及やコロナ禍の影響により1か所に集まっての研修がしにくくなったことも理由として挙げられます。
 

1-2.マイクロラーニングと従来のeラーニングの違い

これまでの自己学習といえばオフィスや自宅でのe-ラーニングが主流でした。しかし1回あたりの学習時間が1時間ほどあり、多忙なビジネスパーソンにはその時間を捻出すること自体が難点であったといえます。それ故に復習まで手が回らず、その結果知識の定着率が低く学習習慣も根付かなかったのです。

これらのデメリットを解決できるのがマイクロラーニングです。e-ラーニングの1コンテンツが10分以内になったため、個々人のすき間時間で学習でき、固定の時間をつくる必要がなくなりました。どこでも自由に閲覧でき、自分のペースで学習を進められるなどのメリットが現代社会にマッチし、e-ラーニングの発展形として注目されました。

 

2.マイクロラーニングのメリット

マイクロラーニングのメリット

マイクロラーニングのメリットの多くは短い時間で学習を行うことによってもたらされています。学習を受ける側の個人にも、学習をさせたい企業側にも恩恵があり、技術の継承や人材育成に役立っています。
 

2-1.すき間時間で学習・復習ができる

何といっても時間と場所の自由が効くところが最大のメリットです。自宅でも移動中でも、5分程度の時間と端末があれば1コンテンツ分の学習が可能です。1日の学習回数もライフスタイルによって増減することができるので、個人のペースでの知識取得に繋がるところも魅力的です。
 

2-2.集中力が続くため学習効果が高い

マイクロラーニングは1回あたりが10分以内なので、集中して行うことができ内容が定着します。人間の集中力は45分程度と言われています。集中力がもたないため、従来の1時間以上あるような長い講義では途中で意識が散漫になりがちでした。

それに比べ、短時間の学習をこまめに行うマイクロラーニングは、メリハリのある学習を集中して行うことができます。また、何度も観返せるので個人のペースに合わせた復習も容易で、知識の定着が見込めます。
 

2-3.教材の制作・変更コストが少ない

マイクロラーニングを導入することは企業側にも教材制作や修正を行う際のコストが抑えられるといったメリットがあります。

内容の修正や追加が必要な場合でも、必要なコンテンツだけを入替・追加することで対応できます。つまり一度全体を構成すれば容易にアップデートをすることが可能なのです。また、従来の60分のコンテンツを動画で作成する場合と5分の動画を作成する場合では、講師やスタッフの体力的な負担も低減されます。

 

3.マイクロラーニングには向いていないこと

マイクロラーニングに向いていないこと

一方で、マイクロラーニングではカバーしきれない部分もあります。

あくまで短時間での学習に特化しているため、長時間の学習や複雑な情報を説明することは難しくなります。得手不得手も踏まえたうえで、良さを生かせるように他の学習方法を併用して取り入れることが大切です。
 

3-1.複雑な説明は苦手

1回のコンテンツが短いため、複雑な理論などを含めた説明には対応しきれません。5分10分で解説しきれないものを分割したコンテンツにしても、その知識同士がまとまった知識として認識できず、結果として身につかない場合が多いのです。他にも、対人スキルやディスカッションが必要な課題についてもその場の状況による回答が必要なため不向きです。
 

3-2.資格試験など長時間学習が必要なものには不向き

資格取得を目的とするような、長時間学習を前提とするカリキュラムにマイクロラーニングは向いていません。

資格試験に向けた勉強となれば数百時間にもなる学習が必要となります。もし仮に200時間程のカリキュラムを1回10分のマイクロラーニングで1日3回行った場合で単純計算でも400日かかってしまいます。さらに前述の通り、マイクロラーニングはまとまった知識の取得には向いておらず、資格取得に必要な知識量をカバーすることができません。

メインはテキストや問題集などの腰を据えた学習を行い、マイクロラーニングでは要点確認をするなど、他教材と組み合わせて補助としての活用が良いでしょう。

 

4.マイクロラーニングの活用のコツ

マイクロラーニングの活用のコツ

導入においてもマイクロラーニングであることの利点を最大限生かせるようにコンテンツを作成することが大切です。コンテンツテーマによって形式の向き不向きもありますのでより効果的に短い時間を使える最適なフォーマットを選びましょう。また、学習のモチベーションをあげるチャートや併用するテキストなども同時に導入することも望ましいです。
 

4-1.コンテンツは1話完結で作成する

マイクロラーニングは1回分のコンテンツで完結しなくてはいけません。1コンテンツ内に含めるテーマを搾り、独立した知識として身に着けられるよう端的に説明できる構成にする必要があります。

動画教材とクイズ形式を織り交ぜるなど、時にはフォーマットを変えるなどして受講者が飽きない工夫もあると良いでしょう。
 

4-2.向いている学習内容

マイクロラーニングは、以下のような分野において特に力を発揮するでしょう。

  • 語学
  • 新人教育
  • ビジネスマナー
  • 管理職研修
  • 技術やスキルの継承
  • 試験対策の要点確認


こまめに確認することが必要なものや、反復学習が必要なものに向いています。
 

4-3.他の教材と組み合わせると効果的

学習内容のメモや進行度チェックも活用して、学習している意識をつけることもおすすめです。長期的な学習についてはテキストやe-ラーニング、講義などを中心にし、マイクロラーニングは補助として活用しましょう。すき間時間では端末で研修前の予習や要点の復習をし、自宅でのまとまった時間でテキストを使用した問題演習を行うなど、併用することで合理的な知識定着が見込めます。

 

まとめ

スピーディに内容が把握できるものが流行していることからもわかるように、現在は何においても簡潔なコンテンツが求められています。生活の多忙さやコンテンツの多様性も相まっているのでしょう。なかなかじっくりと取り組む時間が取れないという悩みは多くのビジネスパーソンが抱えています。

そんな中、無駄を省き知識を取り込むことができるマイクロラーニングは、まさに現代のビジネスパーソンが求めるスキルアップコンテンツと言えるでしょう。社会の変化によって研修システムも変化の時を迎えております。

弊社ではマイクロラーニング用のコンテンツ作りに適した撮影スタジオ、編集サービスを提供させていただいております。メリットを最大限に活かした有効的な学習コンテンツ作成のお手伝いをいたしますので、学習成果を高めたい、お手間を削減したいなどの課題をお持ちのお客様はお気軽にお問合せください。

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